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―Minimum Interventionをヘルスケア歯科研究会が考える― ■ ■ ■ ■ ■ 企画趣旨 ヘルスケア歯科研究会は、設立間もなく大多数の国民がカリエスフリー、歯周病フリーで生涯過ごせるようにするために5つの数値目標を設定した。そしてその目標を達成するために、障害となる問題を取り除くべく、初期齲蝕の探針問題、フッ化物の果 たす役割、定期管理の推進、禁煙宣言などさまざまな調査や提言や整理をしてきた。 しかしながら定期的な予防管理以外の歯科治療介入を生涯を通じてゼロにすることは目標であって現実ではない。治療介入が必要になった場合についに日本ヘルスケア歯科研究会がフォーカスをあてる。長期的な患者利益、QOLの視点から、従来型の修復補綴治療と最近提唱されるようになった最小限の介入(Minimum Intervention)を対比し、共に考える。 歯科治療介入を最小限にしようとする考え方や方法論は珍しいものではない。しかしリスク診断、リスクコントロールの概念抜きの予防や保存的な治療は果 たしてミニマルの名に値するだろうか。 予防や保存的な治療の長期経過やエビデンスは示されてきたか。 定期管理があってはじめて、歯科介入の効果や限界が明らかになり、長期的な患者利益の視点から、何が必要最小限の介入か、見えてくるであろう。 ■ ■ ■ ■ ■ スケジュール予定 |
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| 10月26日(土) |
2:00〜5:40 前夜祭各種コース |
| 10月27日(日) | |
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9:50〜10:00
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会長挨拶 |
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10:00〜11:00 |
医療における「Minimum Intervention」 医科領域で患者利益の観点から最少の侵襲が重視されつつある実態や背景、エビデンスなどを歯科衛生士にもわかりやすく解説していただく |
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11:00〜11:20 |
「Minimum Intervention」の背景解説 FDIのMinimal Intervention Dentistry - A reviewの解説。歯科におけるMiの概念についてその背景を解説していただく。 |
| 11:20〜12:00 西川義昌 都内開業 |
日常臨床における「Minimum Intervention」 リスクコントロール下で行われている、充填、支台築造、Cr形成imp など一連の処置を「Minimum Intervention」という視点で症例提示により供覧 |
| 1:00〜2:00 千田 彰教授 愛知学院大学歯学部 |
保存修復の立場から 初期齲蝕の治療をするか否かの診断法と現在「Minimum Intervention」としてどのような処置が行われているのか、その長所、今後の課題など
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2:00〜3:00 |
歯内療法の立場から 歯髄処置(抜髄)に踏み切るかどうかの判断、今どこまで歯髄は残せるか、歯内療法における「Minimum Intervention」とは、新しい根管治療はどのようにおこなわれているか
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3:15〜4:00
熊谷崇科学顧問 |
今なぜ「Minimum Intervention」を考えねばならないのか 従来から歯科治療介入を最小限にしようとする考え方や方法論は数多く存在していた。しかしそれらの大半はリスク診断・リスクコントロールの概念の存在しない中での予防であり、保存的な治療であった。また長期経過やエビデンスが十分に示されてきたわけではない。日本ヘルスケア歯科研究会がこれまで提唱してきたように、カリエスや歯周病のリスク診断・リスクコントロールをし、定期管理を行ってはじめて、歯科的介入の効果 や限界が明らかになり、長期的な患者利益の視点からどのような介入が必要最小限か、ということが見えて来るであろう。
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4:10〜4:50 |
村松、西川、千田、恵比須、熊谷の5講師に登壇してもらい質疑応答、ディスカッションを行う。それぞれの領域でのMIも考えながら、さまざまな歯科医療介入においてエビデンスを蓄積していく必要性。MIの重要性と基本的な考え方。長期的な患者利益のためにどうあるべきかの視点。リスクコントロールの重要性。何らかの意見とりまとめを行いたい。 |
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4:50〜5:00
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閉会の挨拶(副会長) |