本会は、会則(22〜23条)にもとづき以下の条件を満たす診療施設を「健康を守り育てる歯科診療所」として認証する。この認証は、「健康を守り育てる歯科診療所」に求められる最低限の条件を満たす医療機関であることを本会が認証するものである。この認証は、個々の診療施設を対象とし、法人格(医療法人)あるいは施設開設者、運営者を認証するものではない。
*1 熊谷崇ほか:初診患者のカリエスリスクプロフィール、ヘルスケア歯科誌、1(1)、1999.
*1 熊谷崇ほか:初診患者の歯周病学的プロフィールと喫煙習慣、ヘルスケア歯科誌、1(1)、1999.
*2 患者さんによる診療所評価アンケート
う蝕と歯周病が容易に予防できる疾患であることを正しく情報提供しているか、それがどの程度患者さんに理解されているかを直接患者さんに尋ねることが第一の目的です。同時に患者さんの診療および診療所に対する評価を尋ねていますが、これらの結果は他の診療所が受けた平均値をベンチマークとすると、客観的な診療所自己評価となり、スタッフおよび院長にとって貴重な経営資料となります。月間平均患者数の半数または200枚を配布し、無記名で事務局あて(料金受取人払い)で郵送する形式で行います。
調査心得:決められた日から患者を選別せず、できるだけ全ての来院患者に調査用紙をお渡しいただきます。なおアンケート用紙、返信封筒および料金受取人払い郵送料、集計費用などを実費として負担していただきます(資料送付時に事務局よりご請求します)。
*3 認証プレゼンテーション審査基準
プレゼンテーションは、以下の審査基準を前提に評価可能な形式に組み立てていただきます(プレゼンテーションの構成もほぼこの順序としてください)。
《採点基準》採点はいずれの項目も(10点満点の場合。20点配点は2倍、5点配点は1/2)
きわめてすぐれている: 10または9点
かなりすぐれている: 8点
合格ラインと思う: 7点
幾分物足りない: 6点
かなり足りない: 5〜2点
発表として審査できない: 1または0点
| 1) | 診療所の診療哲学について、過去・現在どのように変遷してきたか | 10点 | ここでは「健康を守り育てる歯科医療」と認証申請診療所とのかかわり、変遷などを述べていただき、従来型の歯科医療とヘルスケア研究会が目指すものとの違いを理解しているかなどについても判定したい。 |
| 2) | 医院のプロフィール紹介は適切か | 10点 | 医院の状態がよくわかるか、その医院の良い点、問題点などがきちんと認識されているか。 |
| 3) | 診療の流れが十分確立されているか | 10点 | どのような考え方、治療の進め方がなされているか、リスク診断・バイオフィルムコントロールなどが、適切に組み込まれているか。 |
| 4) | チーム医療が十分に確立されているか | 10点 | チームとして機能しているか、長所短所、課題が示されるか。 |
| 5) | データを通して何を学んできたか | 10点 | データをとらなかったときと、とってからと学んだことの違いは何か (データの分析ができているか、データの意義を理解しているか) |
| 6) | う蝕のリスク管理について | 20点 | データおよび規格化された資料を通じて、治療の質を評価する。 カリエスフリーを達成した症例やう蝕管理に苦労した症例などを通してその医院のう蝕に対する取り組みと規格化された資料を見たい。 |
| 7) | 歯周病の治療とリスク管理について | 20点 | データおよび規格化された資料を通じて、治療の質を評価する。 |
| 8) | 地域住民・国民に対して、行ってきた、または行おうとしている貢献が評価できるか。 | 8)、9) 合計5点 |
これは認証の必要条件ではないが、評価項目である。このような項目に該当する活動があるか、行おうとしているか。 |
| 9) | ヘルスケア歯科研究会に対して行ってきた、または行おうとしている貢献が評価できるか。 | ||
| 10) | 将来にむけての診療所作りの目標は明確であるか | 5点 | 全体を総括して、将来への目標、課題、展望は明らかか。 |
(平成15年3月9日施行、平成19年2月25日改正)