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【当会主催】 第4回 関ヘルセミナー 報告
■報 告
大井孝友(岸和田市開業)
平成20年6月28日(土)関西ヘルスケア歯科談話会(関ヘル)主催で関ヘルセミナーが開催されました。これは昨年まで予防セミナーと呼ばれていたものですが、『スタッフと学ぶ予防歯科の実践』とタイトルがつくように、スタッフも一緒の懇親会までもがセットになったセミナーです。
午前中は藤木省三さん(神戸市)が、受付や歯科助手も含めて診療室のスタッフ全員がむし歯や歯周病に関する知識を持っているのといないのとでは大きく違ってくると講演され、良心と創意工夫の大切さを話されました。
昼食後、斉藤 仁さん(札幌市)が、本来あるべき歯科医療とは何か、歯科医療従事者が自信とプライドをもって仕事をするためにどんなことをしなければならないのか、ご自身の診療所の移転を例にして講演され、予防がベースとなる診療像を話されました。
その後、ドクターと歯科衛生士・歯科助手に分かれて、“Drミーティング”“DH・DAだけミーティング”を行いました。“Drミーティング”では関ヘル役員の2医院の診療室のマネジメントに関して発表がありました。
まず高橋 啓さん(愛媛県南宇和郡)が、昨年のこのセミナーにスタッフと共に参加してからの一年間という短期間の中で、診療体制を整えるためにどうした取り組みを行い、どのように変えていったかを話されました。勉強するのには地理的条件が不利な場所ではあるが、予防をベースにおいた診療室を作りたいという情熱がひしひしと伝わってきました。
続いて寺田昌平さん(姫路市)が、出会った本や講習会など異業種からの気づきのなかで、チーム医療を実践するためにご自身もスタッフも自己成長や人材育成に取り組まれているお話が聞けました。自分自身の反省点を気づかされ、そのすさみを除去する方法を教えて頂けました。
“DH・DAだけミーティング”では阿部 惠さん(大分市)が、ご自分の誕生日という大切な日にもかかわらず来阪してくださり、グループディスカッションの中でコーチングという手法を利用して、素敵なデンタルスタッフへ踏み出していくためのモチベーション向上のお手伝いをしてくださいました。ドクターと合流後、各グループの代表がミーティングの報告をする姿やミーティング前後の彼女たちの顔つきの変化が、その成果を期待させるものでした。
まずは自分自身の『すさみ』を取り除き、『良心と創意工夫』を持って、『素敵なデンタルスタッフ』と一緒に、『予防をベース』とした『診療所作り』に向けて気持ちを新たにすることができました。講師の先生方、ありがとうございました。
最後に、2008年12月14日(日)に千里ライフサイエンスセンターにて関ヘル主催の第8回スタッフミーティングが開催されます。皆さんも明日からの元気の素とヒントを見つけにスタッフとご一緒に参加してみませんか?
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■関ヘルDH・DAミーティングに参加して
三輪ゆかり(てらだ歯科クリニック・姫路市)
大分県の阿部 惠先生によるミーティング『金のオノと銀のオノ』の話で始まりました。正直な木こりの話を羨ましく思ったある木こりが真似をしてオノを湖に投げたのですが、神様にその時、うそを見抜かれてしまい、金のオノも手に入れることができず、自分の大切にしていたオノまでも失ってしまった… という話です。でも、なぜ神様はうそだと見抜いたかをグループに分かれて考えました。
『話し方・表情・目が泳いでいた・声のトーン・やたらと金のオノに食いついていた…』等の意見が出て、内容より表情・見かけ・動作でほとんどの人の本心が見抜かれてしまう。2番目に、声のトーン・言葉の調子でも第一印象がついてしまうが、人は最初の3秒でその人の印象をもってしまい、一度ついてしまった印象は3年ほどは消えないため、人と接する私たちの仕事では、日ごろ常に気をつけていかなければいけないと思いました。
相手と接する前に、コミュニケーションでまず大切なことは、服装、これもほぼ第一印象で決まります。次に、表情・雰囲気は笑顔で接することが一番。また、ポジション、真横や真正面だと威圧感を与えやすいので、90度の角度で話を聞くというのが大事です。また、声のトーンが紹介されました。これは話の合わせ方のことで、お年寄りや子供に対しては相手に自然に合わせることができるのですが、その中間の年齢層の人たちには、なかなか合わせることが難しく、できていないのが現状です。そのため、そういう人たちに対しては、相手の雰囲気や性格を自分なりに感じ取って、合わせて話していくといいそうです。
最後に、いくら見た目や笑顔が素敵な人でも、姿勢が悪いと、印象が悪くなってしまうことがあるので、そこまで意識していかなければいけないと思いました。
話をするときは、一度目を離すと相手もそらしてしまい、意識が違う方にいってしまうので、できるだけ目線はそらさないようにする。また、メモなど取るときは一声かけてするといいそうです。これらのことは、意識して習慣づけなければなかなかできないと思います。それでも、少しでも意識をして実行すれば変化が訪れるかなぁっと思いました。また、どんなときでも常に目標を持ち続け、自分を信じていれば、夢は叶うものです。その例えとして、最近のオリンピック選手は、メダルを取って活躍している選手が多いです。昔は、『お国のため!!』と考えている選手が多かったが、今の選手は『自分のために!!』と目標を持って試合に臨む人が増えてきたから結果が結びついてきたのだと思います。私たちも目標を持ち、行動することが大事だなぁっと思いました。最後に、幸せになる!! と思って生きている人は必ず幸せになれる!! と阿部先生の言葉が印象的でした。
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■ファシリテータで参加して
北村美知枝(てらだ歯科クリニック・姫路市)
第4回関ヘルスタッフミーティングにファシリテータとして参加しました。数回のスタッフミーティングには出席させていただいていたのですが、ファシリテータとしては初めてでした。今まではなんとなくファシリテータを見ていたので、どのようなことをすればいいのかまったくわかりませんでした。
そんな私に優しく教えてくださったのは講師の阿部 惠先生でした。事前のミーティングではタイムスケジュールや受講者の方々に学んでいただきたいこと、飽きさせない工夫など、講義内容の意図なども説明してくださいました。講義中は阿部先生が各グループをまわり、積極的に話しかけるのではなく「見守り・導く」ということをされていたので、『ファシリテータ』とは、講義を順調に進めるサポートだけでなく、受講生の皆様の表情や反応を客観的に捉えること、ほんの少しのアドバイスができる力などが必要なのではないかと思いました。
残念ながら私はその役割を十分に果たすことはできなかったのですが、次回チャンスがあればもう一歩踏み込んだファシリテータをやらせていただきたいと思いました。受講生だけでなく、私自身も貴重な学びの場となりました。ありがとうございました。
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