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1999年11月30日 アメリカでは差し歯の型取りに糸を使って根元の奥まできっちり型をとってクラウンを作るらしいですが、日本ではこれをしないために差し歯と歯茎のあいだに段差が生じ、それが歯槽膿漏の原因になることもある、という話を聞きました。 これって本当なのでしょうか? そういえば、ハリウッド俳優はみんな歯がきれいで、日本のタレントみたいにわかりやすい差し歯の人は見たことがありません。 日米でそんなに相違があるものでしょうか?
1999年11月30日 型取りのことまでご存知だということを知り感心しました。確かに差し歯の作業模型をつくる時に、正確な模型を再現するために、歯肉圧排という作業を行います。日本でも基本的な術式としては当然アメリカで行われているのと同じ作業を行います。そうすることによりご指摘のように差し歯と歯茎の間に段差(隙間)が生じません。そのことは歯周炎(歯槽膿漏)を起こしにくくします。 ハリウッドの俳優がみんな歯がきれいで、というのは日本と比べて、歯と口の健康に対する意識レベルも違うため、健康な歯をした方も多いと思います。またアメリカの歯科医療制度は日本と違い、専門医制度が普及しているために、適切な医療に対する報酬が支払われています。 一方日本では保険医療制度の中で医療費が決められているため、アメリカと同等なサ−ビスが提供出来ているとは残念ながらいえません。 基本的には治療に関してそんなに相違がある分けではないのですが、ご指摘のようにアメリカと日本の間には相違があるのかもしれません。 ご質問の答えになったかどうかわかりませんが、歯科医師として患者の皆様から不審の念を.持たれないように努力したいと思います。 |