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2000年05月03日 私、現在上顎には1本の歯もなくプラスチック床の義歯です、食べ物を口に入れようとすると義歯が落ちてきて大変難儀しております、入れ歯安定剤を使っておりますが、あまり効果がありません。金属床すれば落ちないのか? アタッチメントにすれば? などと迷っております。プラスチック床と金属床の、使い勝手の違いをお尋ねします。 顎に吸い付く度合いの違い、温かい食べ物の温度伝達、その他違いを教えてください。また、金属床の場合、保険治療が可能か? もう一つお尋ねします。 歯科用磁性アタッチメントについて、治療費、治療日数、術後使用年数、等を教えてください。 宜しくお願い致します。
2000年05月09日 臨床経験21年目の歯科医師です。大変お困りですね。お察しいたします。 ご質問の件ですが、上顎に一本も歯がないということですね。 その場合、総入れ歯を作り使っていただくようにすることが一般的です。 その場合、床をプラスチックにする方法と、口蓋の部分の床を薄い金属にする方法があります。それぞれ長所短所があります。金属床の場合(プラスチックの床と比べて)、長所として(1)強靱で破折などおきにくい (2)薄く作ること ができるので異物感が少なく、発音や咀嚼の回復に有利である (3)熱の伝導性がいいので味覚の面で優れている などが上げられ、短所として、長期間の使用の結果あごが痩せて、床の内面を裏打ちの必要が生じた場合裏打ちが金属床の場合困難であるなどがあげられます。 一般的にはこのような違いがありますが、多くの場合総入れ歯の出来不出来の要素の多くは材質ではなく、どれくらい基本に忠実に型をとり、正確なかみ合わせの記録をとり、まじめに製作するかということだと思います。 金属床の総入れ歯は保険制度の中の特定療養費制度として取り扱われますが、詳しくはかかりつけの歯科医院にお問い合わせください。 また、アタッチメントは一本も歯がない総入れ歯の場合は一般的には使用できません。 また、歯科用磁性アタッチメントについてのご質問ですが、治療費、治療日数、術後使用年数、等は実際のお口の中の状況や、診療室のシステムなどわからないことが多いので、この場での回答は控えさせていただきます。 いずれにせよ、かかりつけの先生とよくご相談なさって、納得のいく治療を受かられることをお祈りしています。 |