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2000年07月27日 年令33歳の女性です。 二年前に、いきつけの歯科で左下第一大臼歯の根の炎症を指摘され、痛くなったら治療しましょうと言われました。最近になり違和感を感じたのですが、その歯科医院がなくなってしまってたので(廃業)、別の歯科にみてもらったところ、レントゲンでくっきりまるい影が映っておりました。開けてみないとわからないが、抜歯の場合もあると言われました。 自覚症状としては、月経前など体調の悪いときに腫れた感じがするぐらいで、歯茎の表面にもまだ、ぷくっとした膿の塊は見当たりません。 抜歯はどうしても避けたいのですが、開けてみないと分からないのでしょうか。その他にも、右下第一大臼歯、前歯(過去2回根管治療済)の2本にも根の炎症があります。やはり、根管治療は早く治療した方がよろしいのでしょうか。 現在、神経のない歯は10本(そのうち4本は第一大臼歯です)。一番奥歯の磨り減って短くなっているのも気になります。 これを機に、歯科治療についての本を読みはじめ、根管治療の難しさなどを知り、歯科選びに非常に臆病になっております(前述の歯科は、落ち着かない雰囲気なのでやめました)。 これ以上悪くなるのを防ぎたいのです。こちらでは、歯科の紹介はしてくださるのでしょうか。 長くなりましたが、よろしくお願いします。
2000年07月27日 卒後16年目の歯科医師です。 まずは、抜歯に至るかどうかについては、レントゲンなどの所見(根管治療の状態、根の先の影の状態、根管治療後の土台やかぶせものの状態など)もわからないために何とも言えませんが、様々な条件が重なれば抜歯に至ることもありますし、手をつけてみないとはっきりしない場合もあるでしょう。根管治療を早めにするかしないかは、それぞれの歯科医師によってその判断はまちまちかとは思いますが、その歯(左下第一大臼歯)に関しては、症状も出始めてきているようなので、早めに処置をされた方がよいでしょう。 また、その他にも根の炎症を指摘されているようですが、レントゲンの所見などで最初に治療した時からどう変化しているか、たとえば根の炎症(根の先の影の状態)が大きくなって増悪傾向にあるのか、最初よりは小さくなってきていて回復していく傾向にあるのかによっても着手するかどうかの判断は変わってくると思いますが、主治医が変わるとそれはわからなくなってしまいます。ただ、神経の治療を施した歯は、様々な二次的な弊害を生じやすいため、定期的なチェックは大切です。ずっと同じ歯科医院で経過をみていただいていれば、変化も分かりやすいので、新たにかかりつけの歯科医院をもたれることをお勧めします。 あなたが「これ以上歯を悪くしたくない。そのためのどうしたらよいか」という希望をきちんと伝えて、それに対してきちんとアドバイスしていただけるような医院を探されて下さい。 医院の紹介等に関してはホームページトップにある事務局に問い合わせしてみてください。
再投稿:2000年07月30日 丁寧なお返事ありがとうございました。勇気をだして、歯科医院に行ってこようと思います。 もう一つ質問があるのですが、根の炎症の治療して、だいたいどのくらい経ったら骨は再生するのでしょうか。目安はありますか。 私の他の根の炎症(前歯と右下第一大臼歯)がでている歯は、治療して2、3年は経ってます。
2000年07月31日 根の先の炎症(病変)の治癒する期間の明らかな目安はわかりません。私自身は数年単位での経過をみて判断するようにしていますが、一度病変は改善されても、再発を起こす場合もあります。 前にも少しふれましたが、神経の処置をした歯は、虫歯の再発や炎症の再発、そして根の破折など様々な二次的な弊害を起こす危険性をかかえてしまいますので、根の炎症のある所は、治療するなり、経過観察を行うなりしていかなければなりませんが、まだそのような状態になっていない歯は神経の処置に至らないように、全く治療をしていない歯は、治療するような状態にならないようにしていくことも、根の治療と共に必要なことかと思います。 あなたのメールの文面からみても、いろいろと勉強されており、御自身の健康に関心度も高く、健康観の高い方であることがうかがえます。具合の悪いところをどのように治療すべきか、その経過の予想は..等など気になることは多いものですね。 ただ、具合の悪い場所の処置からさらに少し視点を広げてその他の歯、歯茎にも目を向けてお口の中の健康を考えられてみたほうがよろしいかと思います。どうしたら悪くならないでいられるか、そのためには何をすべきかも等も含めて主治医の先生にご相談されてみてはいかがでしょうか。 再再投稿:2000年07月30日 アドバイスどうも有難うございました。今まで散々歯を悪くしておきながら、つい最近までは、まったく歯の健康については無関心かつ無知でした。このホームページや熊谷医師の本のおかげです。今後は、歯を大切にしていこうと思ってます。 |