|
2000年07月27日 2月から先日まで、虫歯の治療のため通院していました。その通院の間、歯石が頻繁に付くので1ヶ月ごとに器具で取って頂く中で、さすがに自分自身でも不安になり、改めて正しいブラッシング方法をお聞きしたところ、《歯石が付きやすい体質でもあるのかも》という事をおっしゃってました。あくまでもブラッシングが重要なのでしょうけど、そのような歯石が付きやすい体質というものを具体的に教えて頂きたく宜しくお願い致します。
2000年07月29日 卒後16年の歯科医師です。約半年間の虫歯のための通院ご苦労様でした。 まず歯石について少し説明いたします。歯石は歯垢に唾液中のカルシウムやリン、マグネシウム等が沈着することで生じる生体的な石灰化物の一種です。歯石のつきやすさは、唾液中のカルシウムやリンの濃度や、唾液のpH、唾液の分泌速度、歯垢中の歯石沈着に関わる様々物質の濃度などにより左右されるといわれています。ブラッシングの状況や歯並びなどが乱れにより歯垢が付着しやすい環境があるかなども関係してくるでしょう。また、歯石には歯茎より上の歯面に付着して肉眼で確認できる「縁上(えんじょう)歯石」と歯茎と歯の境目の溝の中に付着して肉眼では見えない「縁下(えんか)歯石」があります。どちらの歯石もこの歯石自体には病原性はありませんが、歯垢の付着を助長して細菌の繁殖場所となることが問題になります。 あなたの場合、実際のお口の中の状況がわかりませんが、もし歯石がつきやすいとしたならば、見えない部分に歯石が沈着していないかをレントゲンをとったり、歯と歯茎の境目の溝(歯周ポケット)の深さを測ったりしていただいて歯周病の検査を受けることをお勧めします。ブラッシングは歯茎の健康維持や歯石沈着防止にはもちろん欠かせないことですが、もし縁下歯石も付着しているようならば、それもきちんと取り除いておかないと歯や歯茎を健康には保てません。 主治医の先生にご相談されてリムさんの歯茎の健康状態をいま一度調べていただいたらいかがでしょうか。そして定期的に歯茎のチェックと専門的な歯のクリーニングをしていただくようご相談されてみてください。 |