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2000年09月07日 はじめまして。歯列矯正について質問いたします。 現在、25歳で、歯列矯正をするための準備(上奥歯に隙間を作るための詰め物が入っている)をしています。多分、第1大臼歯という歯の両側に隙間を作られてるんだと思うのですが、左上のその歯は3,4ヶ月前に治療し、神経を除去しました。歯間に詰め物をしたときも、右よりその左の方が痛みが大きいです。 この歯は、神経を取ったときうまく充填できませんでした。根の1本がくの字に曲がっていて充填材?が入らないんだそうです。他の根にはワイヤーのようなものが沢山詰め込んでありました。仕方なく、くの字の角の部分に穴を空けてワイヤーを顎に突き刺す、と言われました。もしそこが虫歯になっても歯を半分に切って抜いてしまえば大丈夫ということでした(よく説明が分からなかったので間違っているかもしれません)。 矯正の基盤になりそうな歯がそういう状態で、このまま矯正をしても問題ないのでしょうか? また別の話ですが、根元がざらざらしていて、歯ブラシで触ると痛む歯も数本あります。神経除去も矯正も同じ歯科医院ですが、矯正は1ヶ月に一度大学病院から来る先生が行います。1ヶ月待つのは不安です。 ご回答、よろしくお願いします。
2000年09月11日 6年目の勤務歯科医師です。 矯正治療を受けられるにあたりご心配なお気持ちお察しいたします。第一大臼歯の状態について説明していただきましたが、実際のところはお口の中やレントゲンを拝見しないことには判断できませんので一般的な話として記載させていただきます。 まず、歯間に詰め物をしたとき、右よりも治療を受けた左の方が痛みが大きいとのことですね。矯正治療の前処置として歯間に詰め物をした際には、圧迫感や痛みが生じることはしばしばあります。左右によってその程度が異なることは決して珍しいことではないと思います。ですから、そのことが何か問題が生じている結果とは必ずしも言いきれないと思います。 また、同じ歯の神経の治療についてですが、担当医から多少問題があるような説明を受けられたようですね。もしかしたら万全のコンディションというわけではないのかもしれません。しかし神経の処置も矯正治療も、担当医は違うにしろ同じ歯科医院で行うとのことですので、矯正治療をはじめる段階で矯正治療が可能だという判断はなされているはずだと思います。 矯正治療については特に長い期間を要する治療ですので、不安な気持ちを早く取り除くためにも、あなたが心配されている事柄を再度担当医によくご相談されることをお勧めいたします。また、根元がざらざらしていて、歯ブラシで触ると痛む歯も数本あるとのことですが、この点につきましても歯科医院で相談してみたほうがよいと思います。 あなたがすっきりした気持ちで今後の治療を受けられることを願っています。お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
2000年09月11日 臨床経験16年目の矯正専門医です。 不安でお過ごしのご様子、お察しいたします。菅野先生からもコメントがあった通り、担当の先生に率直に不安をお話することをお勧めします。矯正治療はとても長くかかりますし、少しの苦痛も伴いますので、患者さんと術者がお互いのことをよく理解しあって、協力して治療を進めることがとても大切だからです。その上で、私からは、以下のことを追加させていただきましょう。 まず、神経のない歯でも移動することはできます。ただし、移動に際して他の歯よりも違和感や痛みを強く感じたり、場合によっては腫れたりすることもあります。ですから、矯正医は細心の注意を払って、力のコントロールをするはずです。その際、患者さんにお願いしたいことは、異常があったら、または他とは違った痛みや違和感を感じたら、すぐに術者に教えてほしいということです。矯正力に体する生体の反応は人それぞれですから、自分の体を一番しっかり知っている人、すなわち患者さん自身が、力の見張り番になって下さることが必要だと思います。そのためにも、あらかじめ良好な信頼関係を築くことが必要なのだと思います。 バンドをつけるためのセパレーションという処置を行っているようですから、できるだけ早く、積極的にコミュニケーションを図って下さい。 歯ブラシでさわると痛い歯があるということも、ぜひおっしゃってみて下さいね。 よい関係ができることをお祈りしています。 |