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2000年12月17日 しばらく気になっているのですが、奥歯の一本が七年ほど前、大きな虫歯になり、治療をうけました。その歯が又虫歯になり、さらに治療を一年半前にうけました。ところが一年ぐらいで痛みだし神経を抜かれました。二ヶ月ぐらい通ってやっと完治したのですが、治療後、アレルギー症状がでているのです。少し皮膚にかゆみがあるのですが、私が気になっているのは、もともともっている鼻炎がその後ずっと治らないことなのです。鼻炎症状がほとんど治らず、医師にも尋ねたいのですが、鼻炎がおこることはありえるのかどうかもわからないし、もしありえるのなら、歯科医に相談してみようと思うのですが、今までこのような事例があったかどうか、どうしてもしりたくて投稿しました。ちなみに削った穴が深いので柱になる物を入れ、その上に銀歯をいれたのですが、その柱が入った後からおかしいのです。絶対ありえない事だと分かれば、アレルギー科の方に相談してみようかと思うのですが・・・。どこにどう訪ねていいのか分からずこちらにお願いしてみました。どうかよろしくお願いします。
2000年12月25日 金属アレルギーに関してお答えします。 私は大学において金属アレルギーの仕事にたずさわってまいりましたのでお答えします。治療に用いた金属が原因で鼻炎の症状が悪化する、あるいは鼻炎が発症するという可能性は高くないと思われます。他の原因を疑うことも必要でしょう。ただし全くないとはいいきれません。ご心配であれば、治療に用いた金属にかぶれる(アレルギーを起こす)体質かどうかということを確認するために、総合病院、大学病院皮膚科などで金属シリーズのパッチテストをうけられてください。これは金属イオンを含んだ水溶液を小さなガーゼにしみ込ませ、それを絆創膏で背中にはり、かぶれる症状がでるかどうかで金属にアレルギーがあるかどうか確認する方法で、皮膚科においてはごく普通におこなわれている検査です。つぎに、もし金属にかぶれる体質であるならば、その金属成分が治療に用いた合金に含まれているかどうか分析が必要になります。近年は口腔内にある金属冠などの表面から極めて微量の試料を削りとり分析が可能です。ただしこの分析のための設備は特定の歯学部大学病院にしか設置していません(首都圏に限らず、地方の大学でも設置しているところはあります)。このふたつの検査結果が合致、すなわち金属にかぶれる体質であり、しかもその金属成分が口腔内の冠などの合金にふくまれていた場合、その冠をはずしてかぶれる金属成分を含まない合金で冠を作り直し、経過を確認することになります。ただしここまでやっも、症状に改善が認められない場合もあります。金属アレルギーは歯科においては関連深いアレルギーですが、まだまだ解明しなければいけないことばかりです。もしパッチテストに反応がでるようであれば再度お問い合わせ下さい。香川県 浪越建男 |