コアメンバー/オピニオンメンバー会議

コアメンバー/オピニオンメンバー会議

第1回オピニオンメンバー会議 議事録 

2006年4月16日 東京国際フォーラム会議室G610

出席者
オピニオンメンバー:阿部 恵、千枝喜恵、中川正男、太田隆温、長岐祐子、岡本昌樹、小野義晃、丸山吉弘、菊地 誠、森谷良行、安田直美、薮下雅樹、近藤明徳、鈴木正臣、米山吉洋、鈴木勝美、渡辺 勝、田中正大、田村 恵(19名出席)、他委任状提出者 9名
コアメンバー:伊藤 中、藤木省三、足本 敦、河野正清、国井一好、斉藤 仁、杉山精一
事務局:秋元秀俊、小林ひろみ、依田敦子

これまでの経緯とオピニオンメンバー会議の目的について

藤木:

それではセカンドステージの基本方針とオピニオンメンバー会議の設立目的についてお話します。まず、今までのファーストステージでは、う蝕や歯周病に予防的な定期管理が効果的であることが分かってきました。しかし、日本全国を見てみると、まだまだ予防的な定期管理をしている診療所は少ない。やり残されたことはたくさんあるということです。それから、リスクアセスメントに関して、当時はサリバテストもない時代に、初めてサリバテストを導入して予防的管理を始めたという点ではインパクトがありました。しかし、それをどのようにして応用するかという方法論では、まだまだこれから解決しなければいけないことがあります。 このようにファーストステージは確かに価値があり、効果があったが、それで終わってもいいというのではない。まだまだ僕たちの存在意義というのはこれからだ。昨年、このことをコアメンバーを中心に考え、セカンドステージに入ることになりました。そこで、わたしたちが呼ぶこの「セカンドステージ」では、今回のオピニオンメンバーという組織を考えました。セカンドステージについて、もう少し説明をしていきたいと思います。積極的な理由は、ファーストステージで残された課題をみんなでやっていかなければいけない、これが第一です。 それからもう一つの消極的理由では、設立の中心的な人物であった熊谷崇先生が、今回は退会されています。実際は、もう2年ほど前からほとんど実務には参加されていなかったというのが正直なところです。中心的な役割の熊谷先生が退会されたということは、僕たちにとっても新しい区切りをつけなければいけないないということです。そこで、昨年1年間、熊谷先生が退会されてから、このヘルスケア研究会が一体何をすべきか考えたのが、ニュースレターにも掲載されたこのロードマップです。これは斉藤先生が中心になって考えてくれました。今までのファーストステージでは、歯科医師の立場、つまり僕たちは専門家から見て「これだったら、こういう問題点があるよな」ということを解決していくことをやっていました。しかし、このロードマップでは、(歯科医師側は左側で、)国民の側からも、要するに住民、患者さんの側、そのような視点からも考えていこう、そうでなければ、日本全国で口腔の健康を守ることは不可能だろうと考えました。このロードマップを基に、これからの活動を進めていきます。

研究会の内部をどうするかということに関しても、いろいろ議論は尽くしました。特にこの2、3年は活動のパワーが落ちていたということは、反省すべきことでした。トップダウン的なことでうまくいっている時代はよかったのです。具体的な問題や目標があれば、それに対してシンポジウムをする。少数の人がリーダーシップをとってやっていけば、それですみました。しかし、そうではなく、もっと活動を広げようとなると、そのような体制ではやっていけません。ですから、少人数のリーダーシップではなく、まず、もっと多くの会員が参加をして、その会員の活力を高めるような組織を作っていきたいと考えました。

また、今までは歯科医師中心でこの会を運営していましたが、(歯科技工士さんは、まだなかなか参加してもらえないのですけれども)今度は歯科衛生士さんも一緒に、違った職種として主体的に活躍していただこうと考えました。単に歯科医師中心の会になってしまうのを避ける為にも、できるだけ歯科衛生士が独自に活動できるような場も作っていこうと。

あともう一つは、オピニオンメンバーという組織。今はコアメンバーが実際に会の運営をしています。しかし、それではコアメンバーというのは一体何なのか、一体だれが認めたのか、コアメンバーが決めたことは何でも通るのかということは、会員から見ても、また外部の人から見ても不明確で、われわれもそれを薄々は感じていたのですけれども、改善ができずにおりました。それに関して、責任の所在をきちんとする。ヘルスケア歯科研究会として事業をきちんと承認するような仕組みも必要です。それがあって初めて、あの会は信頼できると、国民の方や一般の方からも認めてもらえる。そのような会を目指していかなければいけない。歯科の中だけのヘルスケア歯科研究会ではなくて、一般の人々の中でのヘルスケア歯科研究会でないといけないというような立場から、一般の常識的な会の議決の機関も必要であろう。以上のことからオピニオンメンバーを設けることをわたしたちは考えました。

オピニオンメンバーの設立については、会則を変えなければなりません。今日集まっていただいた皆さん方は、自薦・他薦はあるにしろ、会員の信任を受けています。その皆さん方に、これから説明する事業計画に関してきちんと承認をしていただき、会を成立させていただくつもりです。ただ、承認といっても、いいか悪いかだけ決めるのだけのではなく、さらに踏み込んで、オピニオンメンバーこそがアイデアの発信源であり活動の中心である、そのような役割をわたしたちは考えています。このようにヘルスケア歯科研究会も脱皮し、セカンドステージに入りたいと思います。そのためには、限られた数人のコアメンバーだけで運営する会ではなくて、もっと多くの会員の皆様で、歯科医師も歯科衛生士も含めて、みんなでやっていけるような活力ある会にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

簡単ですがこれで説明をおわります。みんな顔を知っているかもしれませんけれども、今日来ているコアメンバーから自己紹介を簡単にさせていただきたいと思います。

メンバーの自己紹介

斉藤:
札幌の斉藤と申します。開業して6年目に入りました。よろしくお願いします。
伊藤:
大阪の伊藤です。開業して13年が終わるのかな。よろしくお願いします。
藤木:
藤木です。もう開業して20年がたちました。ヘルスケア歴ももう8年になりました。ヘルスケアの理念に沿った診療をするということがもう当たり前だなというような気がしますので、これをますます広げていきたいと思います。よろしくお願いします。
河野:
東京の河野です。開業して23年目だと思います。よろしくお願いします。
足本:
鳥取県米子市の足本です。うちは共同経営という形で2000年に開業して、今7年目に入り、やっと、という感じです。よろしくお願いします。
杉山:
千葉県の八千代市で開業しています、杉山です。卒業して23年ぐらいです。ヘルスケア研究会ができたときは普通の会員で、評議員をやらせていただいて、2年前からコアメンバーになりました。よろしくお願いします。
国井:
こんにちは。山形県山形市の国井と申します。開業して、もうすぐ20年になります。一昨年の10月からコアメンバーに入れていただきました。どうかよろしくお願いします。
薮下:
千葉県習志野市で開業13年目になりました、薮下と申します。よろしくお願いいたします。
阿部:
大分市で主人が開業して16年目で、わたしが復帰して9年目になりました。阿部と申します。よろしくお願いいたします。
菊地:
静岡県の三島市から来ました、菊地と申します。開業して13年目になります。よろしくお願いいたします。
米山:
千葉県の幕張で開業しております、米山と申します。幕張ドルフィン歯科です。開業しては6年目になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
長岐:
歯科衛生士の長岐祐子です。衛生士学校を卒業して23年目になります。途中ブランクが 6年あるので、引き算してください。お願いします。
田村:
河野歯科に勤めています、歯科衛生士の田村です。13年目です、今年で。よろしくお願いします。
千枝:
北海道苫小牧市、アップル小児矯正歯科の千枝と申します。主人と一緒に小児矯正歯科専門で開業しています。開業してから15年目です。よろしくお願いします。
中川:
大阪から参りました、中川と申します。歯科医になって大体36年ぐらいになります。よろしくお願いします。
近藤:
兵庫県神戸市から来ました、近藤と申します。よろしくお願いします。卒業しましてから 24年ぐらいだと思います。開業14年です。よろしくお願いします。

(太田隆温さん、岡本昌樹さん、田中正大さんの自己紹介は、テープ交換不良のため欠落)

森谷:
開業して、もうすぐでまる5年がたちます。まだまだ未熟ですけれども、皆さんを見習って頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
渡辺:
卒業は田村さんと一緒で、河野歯科で一緒に働かせてもらいました。開業してから6年ぐらいたちます。埼玉で開業している渡辺です。よろしくお願いします。
小野:
静岡県は御殿場の隣の駿東郡小山町という田舎から来ました。開業して18年目になります。小野義晃と申します。よろしくお願いいたします。
丸山:
埼玉県深谷市で開業しております、丸山と申します。自分の開業ではなくて、両親の開業する歯科医院に入ってから21年たちました。よろしくお願いします。
鈴木:
埼玉県蓮田市で開業しております、鈴木です。わたしも父親の跡を継いだのが昭和45年で、卒業して44年、息子がもう卒業して10年目に入ります。ちょっと歳をとり過ぎて、もっと早くこの会ができていれば元気にできたのにと思って、今、残念でしょうがないです。よろしくお願いします。
鈴木:
埼玉県蓮田市で開業しております、鈴木です。わたしも父親の跡を継いだのが昭和45年で、卒業して44年、息子がもう卒業して10年目に入ります。ちょっと歳をとり過ぎて、もっと早くこの会ができていれば元気にできたのにと思って、今、残念でしょうがないです。よろしくお願いします。
薮下:
議長として大変力不足ですけれども、皆様のご協力をいただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。最初に、藤木さん、先ほどの衛生士部会からの報告を。
藤木:
長岐さん、すみません、先にお話しして…。この間、4月に衛生士のシンポジウムがありました。それに関して、長岐さんのほうから報告していただきます。それでお願いします。
長岐:

では、簡単に報告させていただきます。去年の10月に秋のシンポジウムがありました。わたしたち衛生士9名で、春には何かシンポジウムなり研修会なりを開きたい思い、11月ぐらいから計画をたて、いろいろな問題はあったのですが、4月2日に東京・青山のホールにて開催することができました。参加者100名を募集しましたが、参加した実際の人数は94名です。スタッフ、講師、メーカーさんも含めて、全部で110名ちょっとの人数で開催いたしました。

午前と午後に分け、午前中はウィメンズホールというところを借りました。250名が収容できるホールで、ケアリングクラウンの高田さんを講師に招いて基調講演を行って、あとディスカッションというような形でやっていきました。午後は、予算やホールの関係で近くにあるレストランを借りて、ワークショップという形でやっていきました。いろいろ問題点や考えなければいけないことはたくさんあったのですが、わたしたちスタッフ、衛生士9名の実感としては、成功したなと認識しています。

藤木:
衛生士会の準備段階として、どのようなことを考えておられるかを説明していただければありがたいのですけれども。
長岐:

実際にこのシンポジウムを行ったのは、スタッフ9名なのです。参加していただいた河野先生、秋元さんなどはお感じになったと思うのですが、実際に9名でやっていますが、非常にてんてこ舞いです。9名だと、無理な部分があります。もう少し多くの衛生士の方に参加協力をしていただきたいのですが、そのアピールする場がまだまだありません。

去年の10月に皆さんの前で「衛生士部会を設立しましょう」という私の訴えに対して、みなさんがどうお感じになったか、わたしはよく分からない部分もあります。反応が薄いなということは感じています。多分よく思われていないのだろうなという認識も、わたし自身持っています。でも、セカンドステージに入った今、現状を変えていくためには、衛生士がもう少し活躍できる場がないと時代に乗り遅れてしまうのではないでしょうかという、わたしの思いがあります。

今の9名の中でも、活動を辞めなければいけない方がいますので、もう一度呼びかけをしたいと思っています。そして、呼びかけをしていきながら、自主的に何かやっていこうという意思のある方が参加できる組織にしていきたいと考えています。 具体的には、次に何をやるかというと、わたしも秋田ですし、田村さんは東京なので、なかなか一緒になって話しをするということができません。まとまった考えや、意見をまとめていくことは非常に難しい状況ですが、今考えているのは、6月に、渡辺先生のご理解のもと、渡辺歯科医院をお借りして、無料で勉強会を開くことです。どのような形にするかというのは、まだそれほど内容は考えていないのですが、とりあえず参加型で、衛生士たちが堅苦しくない環境の中で勉強をしていきましょうということから始めたいと思います。方向としては、移動ができればいいな。移動というのは、「うちの医院を1日貸してあげるよ」というような理解を示してくれる先生がいれば、「じゃあ、2カ月後の勉強会は、どこどこ歯科医院のスタッフルームを借りてやりましょう」などという形です。そのような勉強会を少しずつ始めていきながら、参加者、会員、理解を示してくれる先生と、それから衛生士部会に自分も加わっていこうという方を募っていきたいと思っています。あとは、ニュースレターや、ホームページなど、もう少しアピールする場があればなと思っています。

藤木:
ありがとうございました。これに関しても、これから具体的な事業、企画が出れば、オピニオンメンバーの方の承認も最終的には得ながら進めていきたいと思いますので、またご助言、ご報告をお願いします。

議事録署名人の指名、議事1 会則の審議

薮下:

長岐さん、どうもありがとうございました。 では、改めて今から4時半まで、オピニオンメンバー会議を続けていきたいと思います。

初めに今日の会議の予定なのですけれども、皆さんのお手元にある「議事」の1枚目を見ていただきたいと思います。この後、会則の審議、改正案についての承認、当研究会の代表選出。その後、プリントに漏れているようなのですけれども、昨年度の事業報告があります。その後、決算審議、決算承認。その後、コアメンバーから事業計画の説明と承認をお願いしたいと思います。以上のような予定で進めていきたいと思います。

まず、今日の議事録の署名人を指名させていただきたいのですけれども、渡辺さん、お願いできますでしょうか。議事録の署名人をお願いします。では、渡辺さん、突然ですけれども、ひとつよろしくお願いいたします。

次に、レジュメの4ページの会則第13条の3項、一番下のところなのですけれども、本会が定足数、オピニオンメンバーとコアメンバーを合計した定員の3分の2以上の出席をもって成立するとあります。先ほど数えたところですと、オピニオンメンバーが今回36名中17人出席、プラス、コアメンバーが7名、あと委任状を9名から頂戴しているということですので、わたしの計算が間違いなければ、合計33名だと思います。合計33人。はい。43人定員中出席者合計 33名。33名の出席ということで、本会の定足数に達しているということで、本会は成立しております。では、早速ですけれども、議事に移らせていただきたいと思います。会則の審議について、コアメンバー代表、藤木さんよりお願いしたいと思います。

藤木:

事前にお送りいたしました会則は、皆さん読んでいただきましたでしょうか。先ほどわたしが説明させていただきましたように、セカンドステージといいますか、今までとは違う、より活性化した会になるように、それを目指して、今回、会則を改正させていただきたいと考えました。

資料の第1ページ、「主な改正点」というところがあります。特に、新しくオピニオンメンバー(今回来ていただいたのですけれども)という組織を作りました。その選出方法および権限にかかわる項目、オピニオンメンバー会議の承認事項にかかわる項目、決算、それから事業計画のオピニオンメンバー会議による審議と承認ということなどを挙げています。それから役員。今までコアメンバーでやっていましたけれども、だれがこの会の責任者なのだと言われると、いなかったというのが正直なところなのです。それではあまりにも、研究会の外の方から見ると、この会は一体どうなっているのだということになる。そこで研究会としての役員、代表、副代表、それから監事、それを置くというように改正をお願いしたいと思います。それからあと、前回、世話役という意味不明の役を作ってしまったのですけれども、実際はほとんど機能しておりませんでしたので、それを削除していただきたいということです。それから、今までなかった歯科衛生士会を作ることができるような、そのような仕組みも今回の改正の中に入れさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

薮下:
藤木さん、ありがとうございました。今の会則の改正点等につきまして、どなたかご質問がある方は挙手をお願いしたいと思います。ご質問はよろしいでしょうか。渡辺さん、どうぞ。
渡辺:
すみません。後ろの13ページの真ん中あたりにある、評議員会出席とかの、この各々1 ヘルスとあるのですけれども、評議員会や運営委員会や事業推進委員会は、今はもうないのですよね?
秋元:
それは会則ではなく、細則のようなものです。最後の参考としての規定ですので、適宜修正します。会則はお配りした資料の8で終わりです。
薮下:
よろしいでしょうか。
渡辺:
はい。
薮下:
ほかに質問がある方、よろしくお願いいたします。もうしばらく目を通されて結構ですので。
秋元:

自己紹介が遅れましたけれども、事務局を手伝っております、秋元といいます。卒業して30年になります。歯科関係にかかわって24年ぐらいになります。よろしくお願いします。

会則は、先ほど藤木さんがおっしゃったとおりなのですけれども、実は、普通は「旧1条に対して、新しい1条はこうですよ」とやるべきなのですけれども、条項が非常に増えているので、それができないのです。非常に膨大なもの、複雑になってしまうので、やりませんでした。申し訳ありません。頭から追いかけていきます。

第1条、第2条は、全く変更していません。第3条は、ほとんど変わっていませんけれども、「目的」のところが一つ減ったと思います。この辺は、ほとんど微調整、現実的でなくなっているところを修正しただけで、大きな改正はありません。「会員」に関する問題もありません。

「会員資格」に関しても、名前が会員資格審査委員会というような、委員というのを作ったとか、そのような名前の問題だけです。実際には、会員資格審査に関しては、法人会員の資格審査が主な問題になっています。今までにも少し問題になったものがありますので、今回からは資格審査委員を設けて、その方にお願いして評価してもらって、そしてコアメンバーで最終的に妥当かどうかということを判断するということになりますが、一応それが「審査結果をオピニオンメンバーに諮る」です。すみません。それが3ページ目の一番上です。「資格審査」、5条の一番最後です。

そして、「退会」に関しても変わっていません。「資格の喪失」、変わっていません。「会員の権利」も変わっていません。

大きく変わったのは、第3章「組織および役員」です。一番大きく変わりました。設立時の「組織」では、代表を、「会長」と呼んでいました。その「会長」「副会長」をいったん削除しました。「運営委員会」というのがあり、「評議員会」というのがありました。形式的には過去の評議員会と現在のオピニオンメンバー会議が非常に似ています。ただ、最初の設立時の評議員会は、選出方法が決まっていませんでした。選挙でもなく、選出されるものでもなかった。ですから今回から、オピニオンメンバーを自薦および他薦で一覧表を作り、それを全会員で承認するという方法に変えて、かつ、代表、副代表、監事を設けるということに、元に戻したような形です。

そして、11条は、それゆえに全く新しい項目です。役員の代表が何をするか、副代表が何をするか、監事が何をするか。監事に関しては、今までも会計監査という形で、役員をすべてなくした後も、監事だけは置いておりました。

12条は、「役員の任期は2年とし、再任を妨げない」 それから、全く新しいのがオピニオンメンバーです。オピニオンメンバーだけは、先生方のことですので、詳しく読み上げさせていただきます。よろしいでしょうか。

薮下:
いいですよ。
秋元:

オピニオンメンバー、第13条1「オピニオンメンバーは、本会の運営および事業計画について日常的に意見を交換し、オピニオンメンバー会議を開催して、次の事項を承認あるいは決定する。(1)コアメンバーの中から本会の代表を選出する」。今日の議題の中に入っております。次に「(2)事業計画を審議し、予算など重要事項を承認または修正する。(3)監事を選任し、会計を監査する。(4)会の運営にあたるコアメンバーの貢献度を評価し、コアメンバー資格を更新し、あるいは更新しない」。つまり、コアメンバーを辞めさせたりすることができるということです。それが、1から3は、オピニオンメンバー会議での議決事項になると思います。今日やることです。

それから2項「本会の代表は、オピニオンメンバーおよびコアメンバーを招集して」、つまりオピニオンメンバーの招集、呼びかけるのはだれかですが、それは本会の代表が招集します。ただ、今回は代表がまだいない段階でしたので、コアメンバー会議としてオピニオンメンバーを招集しました。「オピニオンメンバー会議を毎年1回以上開催する」。遠方の先生方には、これだけのために来ていただくのは大変申し訳ないので(今回はそうしましたが)、シンポジウム等の前後の日とか夜とか、そのような形で、できるだけ無理のないような開催をするということになっております。

3「オピニオンメンバー会議は、オピニオンメンバーとコアメンバーを合計した定員の3分の2以上の出席によって成立する。ただし、あらかじめ議決権を他のオピニオンメンバーに委任した者は出席と見なす」。先ほど読み上げたものです。

4「オピニオンメンバーは議長を互選し、議事を進行する」

第14条「オピニオンメンバーの選出」。これは皆さんにお願いし、今まで経てきたものですが、時間の関係で飛ばしますが、オピニオンメンバーの条件は以下のとおり。

そして次に、「オピニオンメンバー候補の選出」「オピニオンメンバーの選任」「オピニオンメンバーの定員」「オピニオンメンバーの任期」「オピニオンメンバーの再任」については、お読みいただきたいと思います。 それから、コアメンバーに関しては、従来から変わっておりません。

そして、コアメンバーにどうやってなるかなのですけれども、それが第16条です。「2人以上のコアメンバーの推薦を受けるとともに、コアメンバー・ミーティング、あるいはそれに準ずるコアメンバーの集まりにおいて承認を受け」とあります。まず最初に資格要件があるのですが、資格要件は1・2・3とありまして、重要なのは3なのですけれども、「会の理念を十分理解し、会の運営に積極的に参加していて、かつ、その医療機関が健康を守り育てる歯科診療所として認証を受けている」。認証を受けていただいた診療所の代表の方で、会の運営にも協力してやろうではないかという人が集まって、この会を運営していくという仕組みです。

第17条は、コアメンバーは、研究会の諸事業に対する貢献度について評価をします。そして、これをオピニオンメンバー会議において毎年評価を受けます。

18条は、今までどおりです。

それから「報酬」。このようなオピニオンメンバー会議等の報酬も含めてですが、申し訳ありませんが、無報酬といたします。例外といたしまして、ここの第 19条の2行目、「ただし、歯科医師以外の役員については、この限りではない」。これは、やはり勤務されている衛生士さんなどを、どうしても2人あるいは 3人オピニオンメンバーに入れておくべきだという議論から、その実効性を持たせるために、交通費だけは出そうではないかということになっています。

それから、従来と変更になったのは、コアメンバー会議について、旅費、宿泊費を最初のうちは出してなかったのですが、去年から月1回コアメンバー会議を開催するようになりましたので、旅費、宿泊費を支給するように変えています。これは、従来はどうなっていたかといいますと、実はコアメンバー会議はほとんど開かれていなかったのです。役員会は開かれていなかったので、なかったのですけれども、去年から月1回開くようになりましたので、非常に負担が多いということで、交通費だけを支給するということになりました。それを19条にいたしました。

それから、講演会などの講師謝礼については、「講演会講師謝礼規程」をこの後ろに付けています。それに、多分11ページの右の下にあるのですけれども、これに従うということです。これは従来どおりです。

第20条は、ここでは、これはまだ前の会則に準じているのですけれども、部会を中心に活動をするということです。コアメンバーを中心に部会をそれぞれ設立して、それぞれの部会が活動する。現在、会員支援部会と、IT部会と呼んでいる情報部会です。データの管理であるとか、インターネットであるとか、院内 LANの問題などを議論する部会です。それから、EBM部会、これは文献等の研究部会。以上の三つがあります。ほかは設立後休眠状態で実体はありません。

第4章「認証」。これは、今までの会則の中では項目の中の1項として書いてあったのですが、重要な項目ですので、22条、23条を充てて、認証についてまとめて取り上げました。

第22条「一定の条件を満たした本会の正会員の管理する医療機関を『健康を守り育てる歯科診療所』として認証し、公表する」

23条「認証の基準は以下のとおりで、詳しくは認証細則により定める」ということになっています。 これは、今回始まる受け皿認証のことを考え、認証条件をここで述べています。3「認証条件」ですが、「患者アンケートの実施と結果の公表を承諾していること」。必ずしも結果を全部公表するわけではありませんが、条件としてそうして、「健康を守り育てる歯科診療所づくり報告会」、および同等の集いにおいて明瞭に実例とデータを示し、必要な条件を満たしていると判断されることを条件として認証をするということです。 次に、「会計」は変わっていません。「会計年度」も変更ありません。「会費」、変更ありません。

「会則の改正」に関しては、オピニオンメンバー会議が生まれましたので、「オピニオンメンバー会議の3分の2以上の賛成を得なければならない」となりました。 ここで一つ追加させていただきたいのですが、案としてここで印刷物に出ていなければいけないのですけれども、先ほどのコアメンバー会議で案を出したのですけれども、本来「総会」という規程がやはりないといけないということなので、どこに設けるか。普通、常識的に言うと、会員が全部集まるのが総会ですから、「会員の権利」の一番後、8条と9条の間に「総会」という条項を設けます。

以下、条項、条文ナンバーはずれることになります。もう少し調べます。つまり、前回の会則のまま、もう一回復活させるということなのですけれども、今調べて提案します。以上、ご質問、ご検討をお願いいたします。

薮下:
秋元さん、ご説明ありがとうございました。では、総会の件については、今、秋元さんのほうで調べていただくとして、改めて、ご質問、ご意見のある方、挙手をお願いできればと思います。太田さん、どうぞ。
太田:
オピニオンメンバーは38名だったと思うのです。それで、今回名簿を見ますと36名になって、これは信任を得られなかった方がいらっしゃるということですか。
薮下:
ご辞退された方が、奥富さんと、あともう1人、宇藤さんだったと思います。
太田:
はい。お2人の名前がないので。はい、分かりました。
薮下:
そのほかに、ご質問はいかがですか。近藤さん、どうぞ。
近藤:
少し細かいことになるのですけれども、会則の改定の第27条「本会則の改定は、オピニオンメンバー会議の3分の2以上の賛成を得なければならない」。これは、成立したオピニオンメンバー会議の出席者の3分の2という意味なのか、それともトータルの36名の3分の2という意味でしょうか。
近藤:
成立した会議の出席委員ですね。はい、ありがとうございます。
薮下:
よろしいでしょうか。その他、いかがですか。
田中:
委任については、メンバー委任と議長委任のスタイルを明確にしたほうがいいのではないでしょうか。
秋元:
今度からフォームを決めて明確にします。
薮下:
ということで、次回からはそのようになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。ほかにご質問はどうでしょうか。近藤さん、どうぞ。
近藤:
これは、この機会を借りましてお願いといいますか、個人的にもしそのような制度を考えていただけるならありがたいという意見なのです。「会費」の項目で、「正会員」の次に「2.正会員は、入会金として入会時に歯科医師5,000円、その他 3,000円を納めるものとする」という項目があります。 実は、わたしの診療所は、常勤の衛生士は診療所の経費負担でもって正会員に入会してもらっています。やはり準会員ですとニュースレターも来ませんので、ニュースレターを読んで勉強しろよという意味合いで全員正会員にしています。常に常勤の衛生士は5名います。ただ、出産・退職等でメンバーが入れ替わるたびに、わずかの出費ではありますが、入会金が発生いたします。一度事務局に、「そういう事情の場合、何か考慮していただけるような制度はないのでしょうか」ということで問い合わせをいたしましたが、「それは今のところないですね」という返事でした。今日この場に出席させていただきましたので、もし診療所で正会員に入会させているのだというような場合に、その診療所を離れると正会員の資格を失うとか、そのような条件付きで入会金の特例事項のようなものがあれば個人的には大変ありがたいなと思いまして、ちょっと意見を言わせていただきました。
薮下:
近藤さん、ありがとうございます。確かにそのようなケースは多々出てくるかと思いますが、いかがでしょうか。今の近藤さんの問題提起に関して、ご意見がある方。長岐さん。
長岐:
その辺は、やはり衛生士部会ということを意識して考えていっていただきたいと思います。確かに衛生士というのは、(わたしは自ら入ったのですけれども、)そうでないという会員が本当に多いのです。ですから、それをこれからわたしたちが明確にして、自ら自分は正会員として入っていくのだ。先生がおっしゃるように、勉強してもらいたいから医院としてニュースレターを1部ずつスタッフ分欲しいという、そのようなことを明確にしつつ、衛生士部会というものを立ち上げていきたいと思っていますので、今すぐ出る答えではないと思いますが、そのような問題意識を持って、今のご意見を皆さん検討していただければと思います。
薮下:
長岐さん、ありがとうございました。要するに、院長に「入りなさい」と言われて入っている衛生士の方々が圧倒的に多いというようなことでしょうか。先ほど近藤さんからありましたように、近藤さんと同じような事例を経験されていらっしゃる先生方は、ほかにもいらっしゃるのでしょうか。藤木さん、お願いします。
藤木:
退職はあまりないのですけれども、わたしのところも、医院として衛生士には勉強してほしいという意味で、会費は経費として払っているというのが正直なところです。確かに歯科衛生士自身が積極的に自分から入ってほしいというような気持ちはあるのですけれども、現状ではそこまでいっていないというのが正直なところです。
薮下:
藤木さん、ありがとうございました。杉山さん。
杉山:
わたしのところは、何人か出産・結婚などで退職しているのですけれども、やはり個人で入るべきかなと思っています。その後のことは、要するに継続するかどうかは本人任せなのですけれども。やはり会というのは個人個人を基本にして成り立つので、そのようなものは一人ひとり正会員として入ったほうが、わたしはいいと思います。
薮下:
杉山さんのところでは、要するに各衛生士ご自身でその負担をするべきだと認識してよろしいですか。
杉山:
その費用をどこで払うかというのは、その先生の考えそれぞれで僕はいいと思うのです。仕事にかかわる部分だから経費として払うという医院もあれば、個人の勉強だから個人負担だという案もあるだろうし、折衷案もあると思います。ただ、やはり会費の基本は個人単位だという認識です。
薮下:
いかがでしょうか。菊地さん、どうぞ。
菊地:
正会員と準会員の特典の違いをその前にお聞きしたいのですが。実質的な差はニュースレターの送付だけでしょうか。その辺によってもまた違ってくるかと思うのですけれども、その辺のところを教えていただけますでしょうか。
薮下:
それはコアメンバーの先生方からでしょうか。
秋元:
正会員の特典は、基本的には、(今、総会が抜けていますが)総会の議決というものがあれば議決権とか、オピニオンメンバーを選出する権利であるとか、それから催し物の割引などですね。ただ、会費に関しては、本会は準会員という制度を取っているので、準会員と正会員にほとんど差はありません。ただ、よく見ていただくと、準会員は、例えば基礎コースなどの今回のものがそうですが、正会員の先生とくっついて来たときだけ準会員としての割引が得られているが、正会員の衛生士さんは自分1人でその会員料金で入れる。要するに準会員の場合は先生のこぶのようなもので、先生と一緒の場合に会員資格が得られるが、正会員の場合は自分1人で会員資格が得られるという特典がいくつかあります。それは、会員の催し物への参加等です。
薮下:
今回から始まります衛生士の育成セミナーには、正会員でないと参加できないという限定があったと思います。
太田:
近藤さんがおっしゃるのは入会金に関して免除してほしいというのが本音だと思うのです。現状のところ、入会金収入はどれくらいあって、会費収入というのは最近増えているのか減っているのか、それがないと会が運営できないのかということを含めて教えていただければと思います。
薮下:
よろしいですか。はい。では、秋元さん。
秋元:
資料の前に、入退会についてご関心があろうと思いますので、入退会についてご報告します。 本会の場合、1月から12月が会計年度なのですけれども、6月の段階でその年度の会費入金がない場合には会員でなくなるというように処理をしております。そのような数字から言いますと、2003年は、新入会者が488名、退会者が20名、それから2004年は、新入会者が416名、退会者が28名、 2005年は、新入会者が199名、退会者が41名。熊谷先生の問題や、いろいろな問題がありまして、2005年は、それまでの年の約半分の新入会者になっております。退会者は41名と倍増しております。 そのように、当会は新入会者が非常に多く、それから退会者も比較的多い、出入りの多いという姿を取っています。今の太田先生の質問に答えるのは、後ほどの決算のところで決算報告の収支計算書の3枚目の第1特別会計の収支計算書をご覧ください。この会は、「第1特別会計」という名前で入会金収入だけをまとめています。これは、新入会者に関する支出はここからのみしています。つまり、新入会に関する事務であるとか、あて名、会員証であるとか、会員関係の資料の配布であるとか、初期資料の配布であるとか、それから名簿は2年にいっぺん発行していますから、新入会と直接は関係ありませんが、第1特別会計から名簿を支出しています。そこで、その第1特別会計の収入は入会金収入のみですが、前年度の場合、80万1,000円という形になっております。以上です。
薮下:
秋元さん、ありがとうございました。太田さん、いかがですか。
太田:
はい、了解。
薮下:
では、もう一回元に戻りますけれども、近藤さん、申し訳ございません、もう一回、先ほどの問題提起をお願いできますか。
近藤:
はい。わたしの診療所の出費を抑えるためで大変申し訳ないのですけれども、ほかに同じような事例もあろうかと思いまして。26条「会費」のところで、今これに書かれていますのは、正会員は歯科医師が1万2,000円の年会費ですよと。その他は6,000円の年会費ですよと。個人会員と。2番目、2としまして、「正会員は、入会金として入会時に歯科医師5,000円、その他3,000円を納めるものとする」という項目についてなのですけれども、わたしの診療所はニュースレターを見て一人ひとり勉強しなさいよという意味合いで、常勤衛生士5名を全員、正会員で登録しております。ずっと継続している間はよかったのですけれども、昨年8月、12月と、7年目、10年目が出産により一時退職となりまして、新しく2名の衛生士を雇用しました。すると彼女たちがまた新規入会になりますので、そのとき入会金6,000円が2名分発生する。そこで事務局に、診療所としての加入であるということで、入会金減免などの制度はないのでしょうかということで問い合わせたところ、今のところそのような制度はないのだというお答えでした。診療所で準会員ですとニュースレターも来ませんし、先ほどのような特典もありません。本人たちの意識も、準会員ということで名簿に掲載されているのと、正会員で掲載されまして名簿も2年に1回手元に届き、ニュースレターも毎号手元に届くのとでは違うかと思います。たまたまこの席に座らせていただいたものですから、ほかにも同じようなやり方をなさっている先生がもし多いのでしたらいいかなと思いまして、意見を言わせていただきました。
薮下:
近藤さん、すみません、2回もありがとうございました。改めてどうですか、コアメンバーの先生方、今の近藤さんからのご意見に対して。では、斉藤さん、どうぞ。
斉藤:
うちは衛生士2名なのですけれども、今までは準会員として入れていました。つまり院長のリーダーシップの下のスタッフという位置付けでいた。しかし、昨年の衛生士部会準備会の発足に伴って、やはり衛生士が歯科医師の指示の下で動くのではなくて、独自に自分たちで、自分たちで考えて行動するべきであるし、そうなってもらうのがわれわれ歯科医師としても望ましい形だ、やはりそのようなことには自分の意思で参加して、お金も払って参加していくべきだとは思うようになりました。 ただ、今まで準会員であることと正会員であることとの違いも分からずにいたものを、突然、とにかく今日から正会員になれというのも、それほどたくさん給料を与えているわけでもないので、かわいそうかなということもありました。ですから今年は入会金と会費は僕のほうで払う。その代わり、ニュースレターが送られてきて、いろいろな活動がこれから始まるので、それで自分たちが積極的に参加したいと思えば、来年度からは自分たちで払いなさいというスタンスを一応取っています。 費用は当然払ってあげたいし、払うのはそれほどたくさん人数がいるわけではないので負担ではないけれど、やはり自分たちの意識を高めるという意味からは、できれば自分たちで払うような仕組みを作ったほうがいい。そのためには、正会員と準会員の違いだとか、正会員に入るとこれだけ自分たちのプラスになるぞということを、会としても作っていかなければならないのではないかなということは考えました。
薮下:
斉藤さん、ありがとうございました。どうでしょうか。この件については、もう何人かの方々からご意見を伺いたいと思いますが。河野さん。
河野:
あまりコアメンバーは発言してはいけないのでしょうけれども。会は個人の集まりとして、つまり会員の集まりとして形式上できています。やはり会は会員の集まりということを考えると、ちょっと難しいかな、ちょっと原則が変わってくるかなと思う。それと、では一体個々にどのようなケースならば入会金を免除するのかということをどうやって判断するのか。本当に会員が入れ替わっただけなのか、そうではないのだけれども、入会金を逃れるためにそのようなことをするのかという、そのようなことまで考えると、ちょっと現実的には公平性を保つのは非常に難しいのではないかなと思います。近藤先生のお気持ちは痛いほど分かるのですけれども、ちょっと難しいのではないかというのが、わたしの意見です。
薮下:
河野さん、ありがとうございました。いかがですか、ほかの先生方。鈴木さん、どうぞ。
鈴木:
うちでも5人のスタッフがいます(6人だったのですけれども、1名が出産で今回退職したのですけれども)。最初は準会員でニュースレターをコピーして、あるいはみんなで回し読みをしていたのですけれども、ある時、ベテランの衛生士が、保存とか面倒なので個人でとることになりました。すると、1人が正会員になったらば、後から入った人たちも、「わたしも、わたしも」と競争意識も働いて全員が正会員になった。それから、昨年入った子の場合は、わたしは強気でかなり厳しい条件で、正会員になることが、つまり自分で払うということが条件だということで採用した結果、それがプラスになって、自覚がうまれ、やる気になって、うまくいっています。わたしも、あまり給料を若い人に出さないのです。「われわれ歯科医師でも大学から入って無給で何年もいるのだから、君たちも仕事を覚える場合にはそれぐらいの気持ちでやらないと身につかないよ」ということを言っています。いろいろ援助してあげたいなと思うのですけれども、それよりも仕事を覚える、勉強するという意識が大事です。」(でも、今年は入ってくる人がいませんでした。)
薮下:
鈴木さん、ありがとうございました。どうですか、ほかの先生方。秋元さん、まだお時間はだいじょうぶですか。
秋元:
もしこのようなことでよろしければ、修正動議として、26条の2項に「診療所勤務正会員の名義は、退職に伴う退会に際して継続性を失わない範囲で新規会員の名義に変更することができる」というような名義変更項目を設ければよろしいかなと。これを例えば動議として出していただいて、会則の改正に際して、動議1として最初に、名義変更という形ですが。ただ、だから、しばらく次の人が決まるまで2年放っておこうというのではなくて、名義変更という形でタナカさんがヨシダさんに替わるというような形ですれば、問題は一応クリアできるのではないかと。それは先生方がそれを是とするか非とするかということで、そのようなことで議決していただければいかがかと思います。
それから、先ほどの案の不備、「総会」に関してですが、第8条の附則として、これは一番最初の「総会」の規程のまま、一番最後の行に「オピニオンメンバー会議をもって総会に代えることができる」という1行を付けさせていただきたい。この「総会」に関する規程を会則案の中に加えることをお願いいたします。
薮下:
では、まず総会についての件で、何かご意見がある方はいらっしゃいますか。よろしいでしょうか。最後に1行付けるというのは、総会をできるだけ開くべきであるし、総会でものを決定していくべきなのですが、実際には2,000人を超える会員がいる会で総会を開くということは、経費からいっても、成立を考えても非常に難しいことです。できるだけ開くということで、実際にそれに依存してしまうと何も決まらないということになってしまいかねませんので、シンポジウムに際してなど、できるだけ総会で報告するということはしますが、実質的にはオピニオンメンバー会議をもって総会に代わる仕事をしていただく条項を作っていただきたいということです。
よろしいでしょうか。そういたしましたら、先ほどの近藤さんよりの問題提起を動議としまして、その件についてまだご意見がある方がいらっしゃればお願いしたいと思いますけれども。 そうしましたら、先ほどの動議について、決を採りたいと思います。「診療所勤務正会員の名義は、退職に伴う退会に際して継続性を失わない範囲で新規会員の名義に変更することができる」。この点につきまして、では賛成の方、挙手を願えますか。人数を確認ですね。7名ですね。はい、ありがとうございました。オピニオンメンバー会議の評決には、コアメンバーは参加しないですね?
秋元:
要するに議決権を行使しないことはできるわけです。紳士協定として、コアメンバーは、例えば、コアメンバーに非常に問題のあることがあり、それを審議して評決を採るときには辞退をする、つまり自主的に議決から辞退する、そのようなことでよろしいのではないでしょうか。
薮下:
秋元さんがクリアにまとめてくれたような気がしますので、よろしいでしょうか。では、もう一回元に戻りまして、近藤さんからの問題提起を秋元さん、もう一回画面に出していただいていいですか。もう一回、では確認いたします。「診療所勤務正会員の名義は、退職に伴う退会に際して継続性を失わない範囲で新規会員の名義に変更することができる」。では、もう一回決を採りたいと思います。今度は、ではコアメンバーも含めてということですね。はい、森谷さん。
森谷:
辞めた衛生士さんは、要は正会員ではなくなるということですね?
秋元:
そうではないです。ここに「本人の同意」を入れます。「診療所勤務正会員の名義は、本人が同意した場合に限り、退職に伴う退会に際して継続性を失わない範囲で新規会員の名義に変更することができる」とします。失礼しました。ありがとうございます。
森谷:
あと、ごめんなさい、もう一ついいですか。
薮下:
森谷さん、どうぞ。
森谷:
もしあったらというケースなのですけれども、それで本人の同意を得て退会しますとなると、うちだったら森谷歯科に正会員の枠が1個空白で空くわけですね。例えば、ほかの診療所から正会員の衛生士さんが来ましたといった時点で、その空白はなくなってしまうと考えればいいのですか。
秋元:
名義変更を先生がしたい場合にできるというわけであって、名義変更をしなければならないということではありませんから、名義変更は単なる権利でしかありませんので、無意味になります。
森谷:
空白がだめということは、退職して、次の衛生士さんが決まっていないと出せないということですか。
秋元:
そうです。常識ではないでしょうか。
薮下:
分かったような、分からないような…。時間も時間ですので、申し訳ありません、この件について、もう一回決を採りたいと思います。第26条2項について、賛成の方は挙手をお願いしたいと思います。よろしいですか。はい、ありがとうございます。では、反対の方は挙手をお願いします。はい、ありがとうございました。では、第26条2項の修正動議は否決されました。
では、ここでそろそろ、意見もたくさんいただきましたので、会則の改正について承認をいただきたいと思いますけれども、今回の何点かの会則の改正につきまして、承認いただける方は挙手をお願いしたいと思います。はい、ありがとうございました。賛成多数ということで、本会会則は改正されました。
ここで、先ほど遅れていらっしゃった方がお二方ほどいらっしゃると思いますので、安田さんと鈴木さんでしたね。簡単に自己紹介をお願いしたいと思います。では、鈴木さんからお願いいたします。
鈴木:
遅れてしまって申し訳ありません。福島県の白河市で開業していまして、白河みなみ歯科クリニックの鈴木勝美です。開業して9年になりました。開業4年ぐらいたちましてから、診療やいろいろなことに疑問を持ち始めて、ヘルスケアに入会させていただきまして、熊谷先生のセミナーなどにいろいろ出て、このような治療といいますか、予防は大切なのだなと思うようになりました。5年目から予防にしっかり取り組んで、今でやっと4年目に入りました。やってきて思うのは、日本のことわざで、いいことわざがあるなと思ったのは、「石の上にも三年」というので、やっと3年やって地域の人たちにも少しずつですが理解していただけたかなと思います。これから地域も日本も変わるためには、ほかの歯科医院においても少しずつ変わっていただかなければいけないなと思いながら、皆さんなかなか、今回の診療報酬のこともあるのでしょうけれども、変えられない、変わらない、歯科医師会は行ってもつまらないという状態で、この会に参加させていただきました。よろしくお願いいたします。
薮下:
鈴木さん、ありがとうございました。では、安田さん、お願いします。
安田:
遅れて申し訳ありませんでした。千葉県の松戸市で開業して3年目になります。クリスタル歯科の安田と申します。オピニオンメンバーに他薦ということで参加させていただくようになりました。今後とも頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
薮下:
安田さん、ありがとうございました。この次は研究会代表の選出になるのですけれども、いかがいたしましょうか。ちょっとブレイクを入れますか。では、5分ほどここで休憩をしたいと思います。

-----------(休憩)-----------

ページのトップへ戻る

議案2 研究会代表選出、副代表指名/議案3 昨年度事業報告

薮下:
皆さんお集まりですね。では、次は研究会の代表選出に移りたいと思います。「議事」の 3ページの第10条の2項です。「代表は、コアメンバーの中から、オピニオンメンバー会議において選出する。代表は副代表を指名する」。今、秋元さんが投票用紙を配っておりますので。秋元さん、代表選出について、何か補足説明はございますでしょうか。
秋元:
氏名だけを書いていただければ結構です。コアメンバー以外の人を書きたい人は、書いていただいて結構です。一応折って、無記名で提出してください。
薮下:
では、今秋元さんのほうから投票結果が出るまでの間に、少し先に進ませていただきたいと思います。では、昨年度の事業報告を、藤木代表のほうからお願いしてよろしいでしょうか。
藤木:
はい。では、これは本当に事務的なことなのですけれども、用紙は入っていましたか、平成17年事業という用紙です。第10回シンポジウム、コアメンバー会議、第12回東京基礎コース、それからニュースレターを6回発行しました。会誌を10月8日に発行しました。以上です。
薮下:
藤木さん、どうもありがとうございました。特に質問等はございませんでしょうか。
渡辺:
すみません、収支計算書の一番最初の会費収入の「歯科医師、歯科衛生士ほか法人会員」、その下にある「購読会員」というものの項目について、よく分からないので教えていただきたいのですが。
秋元:
大学図書館が中心なのですが、衛生士学校図書館もありましたかね。東京歯科大学等の図書館からどうしてもということで、申し込みがありまして、当初は会員になっていないとだめだと言っていたのですが、それはちょっと趣旨に反するだろうということで、購読会員という制度をかなり前に作っております。購読会員というのは、ニュースレターおよび会誌の購読以外の権利は全くありません。そして「学校法人に限る」というような内規にして、郵送しております。それが購読会員で、費用を図書館からいただいております。
渡辺:
費用はどれくらいですか。
秋元:
年購読会費5,000円です。
薮下:
はい。では、開票結果を秋元さんのほうからお願いしたいと思います。
秋元:
21人のうち、この会場にいる渡辺先生に議決権を委任した方2名が含まれておりますが、21人議決有権者のうち、トップが、12票が藤木さん、次が杉山さん、河野さん、斉藤さんという数で、投票が終わりました。
薮下:
秋元さん、ありがとうございました。よって、本研究会代表は藤木さんにお願いしたいと思います。皆さん、盛大な拍手でお願いいたします。ぜひわたしたちも、藤木代表をバックアップさせていただきたいと思います。では、続きまして、代表より副代表の指名に移らせていただきたいと思います。藤木さん、よろしくお願いします。
藤木:
では、冗談ばかり言っていますけれども、また一応任期2年間やらせていただきます。選んでいただきましたので、この会が目的とするところが達成できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。副代表なのですけれども、わたしも去年50になりましたので、若手を育てたいと思いますので、斉藤先生にお願いしようかなと思います。斉藤先生、よろしくお願いします。
薮下:
では、斉藤さん、一言お願いできますか。
斉藤:
斉藤です。一応、一番コアメンバーの中で若いということのみで副代表ということになりました。よろしくお願いします。
薮下:
どうもありがとうございました。続きまして、監事についてなのですけれども、現在、鈴木さん、田中さん、お2人が監事を務めていらっしゃいますけれども、その件については、代表の藤木さんより、次回の監事…。
藤木:
現在、田中さん、鈴木さんにお願いしていますので、引き続きお願いいたしたいと思うのですけれども、皆さんよろしいでしょうか。では、またよろしくお願いいたします。
薮下:
では改めて、藤木さん、斉藤さん、鈴木さん、田中さん、よろしくお願いしたいと思います。では、次に移らせていただきたいと思います。事業報告が終わりましたので、決算審議に移りたいと思います。秋元さんからお願いします。

議事4 決算報告、監査報告

秋元:

昨年度は大幅な赤字でした。この点について、やや長くなりますが、きちんとご報告する必要があると思います。 分かりにくくなるといけませんので、お配りした紙に番号を振っていただけますか。一番最初に「決算報告書抜粋」という紙がありますが、これは表紙だと考えていただいて、実はこれは決算報告書のうちのほんの一部だけを以下コピーしておりますので、次は「貸借対照表」を1、次は「収支計算総括表」を2、そして事業別の人があるかもしれませんが、「収支計算書の一般会計」を3、「収支計算書一般会計」の次にあるものを、続きを4、「収支計算書第1特別会計」を5、「収支計算書第2特別会計」を6、続きを7、8、そして「収支計算書特別会計第3特別会計」を9、続きを10、以下、今の数字で案内します。座って説明させていただきます。

一番最初の1「貸借対照表総括表」に関しては、ちょっと難しいので、基本的には公益法人会計に基づいてやっておりますので、あまり重要ではありません、貸借対照表は。お金の出入りと、出入りの結果残っている現金とが一致しているということ、そして出入りが公正であるということが大事だと思いますから、収支計算書から見ていただきます。

まず、「収支計算書の総括表」2ですが、一番左の欄、合計の経常収支差額が1,479万3,379円の赤字になっております。1,400万円の赤字です。当期の収支差額は1,506万4,199円の赤です。 その赤字の内容はどのように構成されるかといいますと、中段の経常収支差額のところを右にいっていただくといいわけですが、一般会計で285万2,410円、第1特別会計で256万9,278円、第2特別会計で1,023万2,275円、第3特別会計86万584円。

まず、この会計の分け方ですが、これは、それほど知識なく、一般会計と特別会計に分けていたのですが、現在の公益法人会計にのっとっていることが分かりました。公益法人会計としては、会費収入により経常的に支出するものを一般会計、そして、その他事業収入等を特別会計に分けることということになっておりますので、先ほど説明しましたが、1人の会員に対して一回性のもの、要するに入会金等の収入に対して一回的な、名簿は1回ではないのですが、名簿を主な支出、あるいは会員証などの支出を第1特別会計、第2というのは、主に講演会、研修会です。第3というのは企画商品です。消費税の問題がありますので、第3は消費税の課税があります。まだ払っていません。つまり、本会は任意団体ですので、正確には、納税義務はありますが、捕捉不能ですので、今のところは任意団体で納税しているところはないようです。来年の公益特別会計の改正からは、企業の利益隠しなどに使われているNPOがかなりありますので、消費税に関してはかなり捕捉 するというような形になっておりますので、対策として、対策と言うのは変ですが、ここで第2特別会計、第3特別会計に関しては、消費税が掛けられる可能性があります。掛けられるといいますか、良き国民となるためには税金を納めるべきですから、ありがたいことなのですけれども、やはりできるだけ正当な税金で済ませたいということがありますので、工夫をしているわけです。利益金が出た場合には、法人税が課せられる可能性もあります。それを一般会計だけは絶対に法人税を掛けられないようにしたい。会費収入で経常的な支出に関しては拒否することができますので、一般会計を守る形です。つまり、特別会計で出た利益を、毎年一般会計に繰り入れます。ストックとして、ある一般会計の利益に関しては手をつけないでもらいたいという姿勢を、税務署に対しては取っていきたいと思っています。それが、第1特別会計から第3特別会計に分けている理由です。

次に、今出ました赤字等について詳しくご説明するために、3にいってください。「収支計算書の一般会計」です。3は、その赤字がどこから生まれたかということを申します。 本会は予算制を取っておりませんので、予算に対する決算という形を取っておりません。先生方に誤って間違った収支計算書を送りましたが、あれはなぜかといいますと、この列の一番左側、前年度決算額というのは、この公益法人会計の会計ソフトでも実はうまく入らないので、そこには予算額を入れなければいけないことになっているのですが、本会は予算を作っておりませんので、先生方に分かりやすく見ていただくために、前年度決算額を書いております。ですが、例えば前年度決算額は、非常に少なくなるわけです。つまり、今年の2005年度と去年の2004年度を比べていただくと、どれくらい減っているかということが分かるわけです。

それで言いますと、この大きな欠損の1番目は会費収入の減少です。これは会員が少なくなったとも言えるのですが、実は春にシンポジウムをしておりません。春のシンポジウムの入金、申し込みと併せて最終的に会費が払われるという傾向がありましたので、催し物をしていないために入金が遅れているとも考えられます。先ほど会員の動向についてはご報告したとおりで、退会者は40名ほどです。しかし、入金は非常に遅れています。その関係で、12月31日現在でこれは収支計算書を出すことになりますので、約996万9,000円の前年比減ということになっております。1,000万円の前年比減は、会費収入の減少です。

この会費収入の減少を見ていただくと、2004年度のところの前年が約1,000万。それに対して今年の、2005年度、1行下にずれますが、それが723万。その左側、2005年度、去年は1,676万。それに対して、今年が1,000万ということです。つまり年度末時点で、前年度の入金が70%、今年度の入金が63%、前年比で減少になっているということです。

退会者は、2月のニュースレターを出してからの退会者が、本格的な今年度の特別な事情による退会者だと思われますが、23名です。 それから、下にいきまして、歯科衛生士さんの入会に関しては、前年の2004年度が75万6,000円に対して、今年の2005年度が66万6,000円。前年の当年度、2005年度が69万円に対して、今年の当年度、2006年が57万6,000円で、両方とも前年比80%台です。主に収入の減少は、この1,000万円です。

これに対して、支出の増加です。支出の増加は、主に、これはどの科目に入れるかなのですが、ちょっと言い忘れましたが、今年度からは会計事務所に外部委託をしております。中で帳簿はもちろんつけているのですけれども、決算に関しては全部徴憑を洗っていただいて、不正がないかどうかということも含めて、会計事務所に委託しております。費用はかかっておりますが、公正を期するということから、外部会計事務所に、公益法人会計の経験のあるところに委託しております。それで、そのために科目がやや前年度と動いておりますので、支出に関しては前年比が意味を持たないところがありますが、非常に大きな支出増として言えるのは会議費です。前年8万6,000円に対して、285万9,000円。これは主に、コアメンバー会議をほとんど開いていなかったのに対して、毎月コアメンバー会議を開いて、会場費と交通費がかかっているということが一番大きい理由です。

それから、ニュースレターの支出増が28万円あります。これは、前年がほぼ16ページから24ページだったところを、当初ニュースレターは16ページだったのですが、どんどん増えまして、現在、平均24ページでやっております。その関係で、毎月5万円ぐらいずつ増えているということです。6万円ぐらい増えているということです。 それから、重くなっているというような関係で、送料が増えています。送料に関しては、従来、宅急便のメール便を使っていましたが、中間業者を一つ入れまして、さらに割り引く形にはなっています。 それから、以下、ごめんなさい、先ほどのニュースレターの送料のところです。ニュースレターの製作費、わたしのところがいただいているのですけれども、それが前年比68万円増になっています。これが毎回10万円ぐらいアップしています。ページ数が約4割から5割増えているということが理由です。

それから、ホームページの製作管理が増えておりますが、下のほうからHP情報管理の中のホスティングサービスというのは、定期的に払っているリムネットというホストサービスに委託していますが、そこの委託料です。来年は、データ量が増えていますので、300メガぐらい取っていますので、もう少しホスティングサービスも増えますが、ほぼ同じです。これに対して更新作業料が非常に増えていたり、ホームページの製作料が増えている最大の理由は、DMFT地図が非常に大きいメモリを食っているのと、そのアップロードをする手間、修正する手間等がかかっていることが非常に大きいです。大体ホームページは、数日に1回、1カ月に30ページから40ページの更新をしています。

この下、一番下から3行目の会議役員交通費が、去年83万円が今年29万円というのは、これは科目の置き方が悪いからこうなっているわけで、実際にはコアメンバーの交通費は非常に増えています。これは、上の会議費のほうに入ってしまっているということです。実際には減ってはいません。会議費が増えている形で、去年の事情で入れていた会議役員交通費と今年の会議役員交通費の入れ方が違って、今年は会議費のほうにだいぶ振られているという理由です。すみません。今年は、一般的な規則に基づいてやっております。去年までは内部でやっておりますので、勘定科目の設定の仕方にややぶれがあります。

それから、大きいところですが、自主研究費として、DMFT地図が300万円。これは印刷だけではなくて、情報の収集と整理・分析外注作業等です。印刷そのものは、全然このような金額ではありません。 それから、その下、服薬だ液調査は、前々年(前年2004年)があって、今年がない。 それから、ちょっと大きい金額にカリエスリスク41万5,000円というのがありますが、これはシンポジウム前夜祭でカリエスリスク判定にかかわるキット、数種の会社のものを比較するときのキットを、より公正な判定をしようということで、購入しております、サービスを受けずに。その購入費用が41万5,000円です。

それから、大きいのは、次の管理費が去年よりだいぶ安くなっているのですが、これは事務経費を若干圧縮していることはありますが、計上の仕方が変わっているだけであります。別にそれほど合理化しているわけではありません。 それから、ずっと下りまして、大きい変化は、事務局費の中の人件費が去年より260万円少なくなっていますが、これは、実は第1・第2特別会計に人件費を振っています。振り替えています。それはなぜかといいますと、第1・第2特別会計の利益を圧縮するためです。実際には、合計しますと、去年の人件費ですが、支出は529万561円で、前年度より25万円ほど増えています。実際には、一昨年の数字がきれいな数字に対して、今年の数字が細かい数字になっているのは、定額だったのですが、かかっている交通費などを含めて、私のほうからご請求させていただいております。それまでは交通費や社会保険料やボーナスなどを全部抜きでやっていたのですが、だんだん苦しくなってまいりまして、実際にかかっている費用を請求するように、申し訳ありませんが、させていただいております。それが支出です。その結果、支出増が、この表では4ページ目の下から14行目ぐらいにあります経常支出合計が449万円ですが、支出増は449万円ではありません。先ほどの人件費を特別会計に286万円振り替えておりますので、実際には、支出増は736万円です。収入減が1,000万円、支出増が736万円ということで、1,700万円程度の、前年比ですが、マイナスになるわけです。先ほどのは、前年比ではなくて赤字の問題ですが。

続きまして、第1特別会計の赤字はどこから生まれたかということですが、これは主に会費(入会金)収入の減少です。前年の190万円に対して、80万円になっております。約42%減。そのうち、歯科医師の入会金収入が38%に減少しています。そして支出増の最大の理由は、これは会計の仕方が悪いのですが、会員名簿です。会員名簿は2年に1度の支出ですので、本来は、要するに2年に1度支出するために積み立てておけばいいのですが、それをしておりませんので、2年に1度大きな支出になっているわけです。それが、この第1特別会計の収入減、支出増の理由です。あまり意味がないです。新入会員減だけです。

それから、第2特別会計。ここが大きな支出の増になっています。後でシンポジウムごとの会計を見ていただくと分かりやすいのですが、では、先生方、ほかに配っております、シンポジウムごとの1回ずつのものがあります。「第10回ヘルスケアシンポジウム」というのが去年の秋、それからその前の「第9回ヘルスケアシンポジウム」というのが去年の春です。この第10回ヘルスケアシンポジウムの収支がマイナス538万2,000円、それから去年の春がマイナス378万円という大きなマイナスです。

マイナスの理由は、コアメンバーから説明していただいてもいいですが、簡単に言いますと、開催するかどうかさえも迷っている時期が長かったということだと思います。熊谷先生の退会の意思表明があったのが2004年の8月ですので、それから延々とその種の議論をしておりまして、実際には熊谷先生との議論も続きましたので、シンポジウムの準備が非常に遅れておりました。開催が危ぶまれたのですが、ブラッタールを呼んでいるということもありまして、初めにブラッタール以外の人に声をかけたのですが、ブラッタールのほうから「その方を選ぶなら、わたしは行かない」ということがありましたので、ガタガタしました。そのようにガタガタした関係上、スタートが非常に遅れました。それから、その理由もあったと思いますが、参加者が非常に少なかった。この第10回ヘルスケアシンポジウム収支の最大の理由は、会員歯科医師の参加が158名、1人当たり1万円です。それから会員スタッフが251名、1人当たり3,000円。非会員が1万4,036人ということで、決定的に参加者が少なかったということです。それが、支出のほうを見ていただいたら分かりますけれども、東京国際フォーラムのCホールおよびいくつかのホールを借りておりますので、会場機材設営が570万円ほどかかっております。これは、今は説明しませんが、この二つ後にあります2004年の秋のシンポジウムは、東京国際フォーラムでやはり開いております。この時の支出と比べていただければ明らかかと思います。この時の支出は、一番上にありますが、会場機材費が554万2,000円です。今年は増えておりますが、ほとんど一緒です。人件費が非常に高いということです、ガードマンや音響さんなどのですね。そして、今年の秋の国際フォーラムに関しましては、入場者数が非常に少なかったために、信義といたしまして、展示費用を全額返済しております。いただいておりません。実際には、展示には非常にお金が、場所代だけではなくて、机だとかデコレーションなどにかかっておりますので、マイナスになっております。展示費用分のマイナスは、100万くらいかかっております。というのが第10回のマイナスで、第9回は都市センターホールで開いたものですが、第9回の2005年3月のマイナス378万4,000円。これに関しては、ごめんなさい、先ほどのブラッタールの話はこちらの話です。すみません。先ほどは、講師謝礼はそれほどかかっていないのですが、こちらは講師謝礼等が227万円かかっているのは、海外からの講師を招いている理由です。これに関しては、開催そのものの宣伝の時期も非常に遅れたということもありますけれども、2部屋を使いまして、わたしのほうの見込みも悪いのですが、これほど参加者が少ないとは考えていなかったので、会場を、ブラッタールを呼ぶということで、2部屋を押さえていたということです。その関係もありまして、会場費が非常にかかっております。都市センターと砂防会館を使ったものですね。

このときから参加費を、前年からもずっとそうなのですが、この2年間、参加費を非常に安くしています。特に第9回に関しては、会員9,300円だったと思いますが、会員スタッフ4,100円として、お弁当を含んだ状態になっています。つまり1,000円かかっておりますので、実際には1,000円分参加費を安くしています。これは、あまりにもひどかったので、2005年秋に関してはお弁当を出していないわけです。その前の2004年の2回については省略させていただきます。 前年が非常にいいのは、使った会場が東京国際フォーラムと、もう一つが中野サンプラザというかなり安い会場を使って、たくさんの人を集めているという理由です。中野サンプラザの会場費が330万円程度で、参加者収入が歯科医師だけで338万円、スタッフが190万円以上になっているというところから、ご推察いただけると思います。 東京国際フォーラムで人が集まらなかったらどれほど厳しいかというようなことがここで明らかになっておりますので、今年の秋の場所は砂防会館に移しているわけです。

元に戻りまして、長くなりますが、これが第2特別会計の赤字の理由です。6ページ目です。今申し上げましたように、第9回シンポジウムの赤字が非常に大きく、収入が少なく、収入減が、収入減という形では、これは左の前年度決算額のほうには第7回シンポジウムを書いています。そして、今年の決算額のほうには第9回シンポジウムを書いております。その下の第10回シンポジウムのところの前年は、第8回シンポジウムを書いております。秋と秋、春と春を比べています。それで、あまり比べることに、規模の違いがありますから意味がないのですが、収入減、支出増というような形になっています。

それから、7ページ目、DH卒後研修プログラムというものがあります。上から大きな単元で二つ目かな。上から第10回シンポジウム、二つ目が基礎コース、三つ目がDH卒後研修プログラム。これは、当初から熊谷先生の音頭で、もちろん皆さんと一緒にやったわけですけれども、診療所の見学等もかかっておりましたので、前年度は、実は参加費よりもかかった費用のほうがかなり多い、1人当たり8万円ぐらいのマイナスになっておりましたので、非常にマイナスが大きかった。それに対して今年はその企画をやっておりませんので、プラスになっているというだけです。これが第2特別会計です。

最後に第3特別会計、9、10ですけれども、企画商品です。企画商品は、従来はウィステリアとスライドを売っていたわけです。正直言いまして、この売り上げで事務局にかかる費用を補っていたのですけれども、新規入会者がほぼ購買、その主な集団ですので、新規入会者が減ると同時に、非常に事業収入は減少するわけです。 それから、もうスライドの時代ではないので、パワーポイントが欲しいという要請がずっと続きましたので、不評でしたが「スライドを買わないと、パワーポイントは売らないぞ」と言っていたのですが、そのようなことをいつまでも言ってはいられませんので、スライドをやめまして、パワーポイントを少し上げさせていただいて、今では新規入会者が比較的買っていただく「歯のやさしい説明」というのとカリオロジーとペリオドントロジーのスライドに関しては、主にパワーポイントで提供するようにしました。この関係で、売り上げが大きく落ちています。ほかは、全体に新規入会者が少なく、企画商品が低調であるということです。あまり特徴はありません。一般会計から人件費を振り替えていますので、支出は増えていますが、これは特段の理由はありません。 このような理由で、それぞれの会計でマイナスが大きく出て、合計が、一番最初に言いました、収支計算書の1,479万円のマイナス。これは、実際には、前年対比で比べると、もっと大きなマイナスになっています。つまり、前年が非常に上がっていますので。そして、今年度は、収入は減るのですけれども、例えばニュースレターを送付する先は、まだ実は全く減っていないわけです。つまり、退会の意思表示があるわけではありませんので、前年どおり。例えば、名簿ももちろん前年どおり。郵送料等は前年どおり、まだ二千三百何十人にいっております。6月を過ぎた段階で入金がない方を消極的退会者と考えて、送付を次から、8月からやめることになります。という次第で、6月までは、実は送料や連絡などの費用は、収入はないのですけれども、かかるというような事態になっています。

以上、非常に厳しいわけですけれども、事務局でできることは限られていますが、わたしのところで借りていた倉庫のうち半分をヘルスケア研究会で負担していただいたのですが、その倉庫をやめました。非常にぜいたくな費用、月10万円という倉庫でしたので、やめて、全部わたしの事務所の中に荷物を運び込んでおります。あとは近くの印刷屋さんに本棚を持っていって、そこにいろいろなものを置いてもらっています。あとは、わたしのところが借りている書籍倉庫がありますので、そこを使ってもらっているというようなことで、ヘルスケア研究会の場合は人数が多いので、印刷物のストックなどが非常に多いです。ものすごい量があるのですが、それをどう管理するかということが非常に難しいのですけれども、それにそのような費用を圧縮するなどいたしまして、事務局経費の圧縮はかなりできると思います。

一つは、予定していた、例えば外部への研究補助金というようなものは、実際には言っているだけで一度も、やる予定ではあったのですが、やってはいないのですけれども、そのようなことは無理になっていると思います。調査研究等についても、外部に委託して、いろいろやっていただいてお金を払うというのは、かなり控えめになるのだと思います。 ただ、コアメンバーのほうの議論で出てきているのは、今までよりも、例えば基礎コースは、後の事業計画であると思いますが、安くしてたくさんの人を集める方向に変わっておりますし、それからシンポジウムも同様です。つまり、今までより収入が減るということを恐れない。むしろ影響力を落とさないというようなことにしようということですので、予算制ではありませんけれども、今年以上に来年が良くなるというわけではなくて、このような赤字は会場費等を安くしますので出ませんけれども、収支が今年よりどんどん良くなって、来年は黒字になりますというわけではありません。むしろ大きな赤字を出さない限りで、活動をきちんと継続するという方向になっております。付け足してご説明します。長くなりました。

薮下:
秋元さん、大変ご苦労さまでした。台所事情は非常に厳しいということがお分かりいただけたと思うのですけれども、鈴木、田中両監事より、何か補足事項がございましたらお願いできますでしょうか。
田中:
最後に「監査報告書」という形であるのですが、1月に鈴木さんと2人で、今のような説明を、税理士さんを交えて、主に税理士さんと秋元さんに説明していただきながら、今のような報告、あと領収書等の帳票のチェック、突き合わせ、それを行いました。 その結果、特におかしな支出もなく、そこに書いてあるとおり、1番から6番に関して、今聞いていても非常に目がしょぼしょぼしてくる方がいたかもしれませんけれども、このような大きな団体の会計監査はわたしは初めてでして、非常によく細かく作られているのだなという感想を持ちました。会計自体はしっかりしていて、今回は会計事務所も入っているということで、非常に明快になっているのではないかと。 最初は、この会計制度、会計の一般会計や特別会計が何度言われてもなかなか理解できなかったのですけれども、最終的に今日もう一回聞いて、かなりクリアに分かるようになりました。一回説明を受けているはずなのですが、まだまだ新米監事なので、今ごろ分かったこともあります。ただ、領収書関係の突き合わせはしっかりやりましたので、会計については問題ないと思います。このようにご報告申し上げます。
薮下:
田中さん、ありがとうございました。鈴木さんのほうからは?
鈴木:
今田中先生がおっしゃったとおりです。昨年に比べてといいますか、前年度に比べて1,500万のマイナスになったということなのですけれども、8,000万あった繰越金が6,500万になったということです。でも、これもやはり一つのヘルスケアのセカンドステージに入るための投資だと考えて、(決して、覚悟はしていたのですけれども、思ったよりずっと多かったのですが、)これからまた新たに事業を展開していくという意味で仕方がないことかなということで、皆さんにご理解いただければと思います。
薮下:
鈴木さん、ありがとうございました。では、今までの決算報告につきまして、ご質問がある方は挙手をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。太田さん、どうぞ。
太田:
8,000万あって、1億いったらどうしようかという時代があったと思うのですが、今の説明でよく理解できました。ただ、現金管理をどうされているのかという点について明確になっていないので。例えば、通常だったら、このような場合、どこの通帳にいくら、1,000万分割をして預金されているなどというようなことが公開されるはずなのですが、それはどのようになっているのでしょうか。
秋元:

すみません。その部分のコピーを(資料に)入れていませんでした。それは追って先生方にお送りします。決算書には当然どこにいくらあるということが入っているものがもちろんあるわけですけれども、決算書全体が非常に多いものなので、そのページのコピーを忘れていました。すみません。口頭で申し上げますと、毎月必要な経費の約2倍、大体、最低300万円から700万円ぐらいの間のものが、三菱UFJに日本円の銀行預金としてあります。それから、非常に少額ですが、ドルの預金は、海外の講師の謝礼として(今は1、2万円しかないと思いますが)、そのような預金があります。それ以外、手元現金が多いときは、10万円前後ある場合があります。普通は1、2万円ですが、手元現金がほんのわずかです。それ以外は、すべて郵便振替口座に置いたままということです。つまり、セキュリティということもあります。銀行に移してしまうと1,000万までしか保証されないということが一つ。

もう一つは、法人化しておりませんので、名義が法人の名義で、郵便局や銀行はできません。結局、例えば「事務局長秋元」という名前の、私個人の形になります。それが、大きな金額をそのような形で維持するのは非常にまずい。そこで郵便振替口座を利用しています。一番最初は柏田先生の名前でずっと来たのですが、あるとき気づいて、「柏田」と書いてあるので、会長になった藤木先生の名義をもらって、「会長・藤木」で、実は振替口座を作っております。その振替口座は藤木先生が引き出すことはできませんので、非常に引き出しに手間がかかりますし、前日に連絡しなければいけないということがありますので、そのような意味でのセキュリティも高い。それから、名義人が負債を背負った場合にそこまで追いかけられる心配もない。このことからいってのセキュリティが高いので、郵便振替口座という、全く金利のつかないところに塩漬けにしてあるという状態です。

太田:
ありがとうございました。ここで質問していいかどうか分かりませんが、監査についてなのですが、法人格を持ったところは将来的には外部監査の必要があるといわれているのですが、当会においても外部監査というようなこともお考えになっているのですか。
秋元:
答えていいのかどうか分かりませんが、外部監査をするために実は会計事務所に相談して、年末の現金の実査をしてもらいましたし、月が明けていくら現金があるかということを実査報告をしてもらうなどということをやったのですけれども、会計事務所のほうで、本当の意味での外部監査はできないという答えでした。つまり、わたしどもでは積極的に納税をしないわけです。税務事務所としては、自分のところが監査して納税をしない状態は税務署からおしかりを受けるわけです。税理士というのは税務署の使い走りのようなものですから、税務署に対して正直でなければいけないわけで、監査をして利益が出ていながら納税報告をしていないということは、税理士としては非常に困るわけです。ということで、税理士ではあるが、税務事務所ではあるが、個人として見ましたというような形になっております。だから、それを、例えば法人格を持って、外部監査をして、そして消費税と正当な法人税を払うということであれば、外部監査はもちろん今の形式でも可能だと思います。一応、外部監査に準ずるような形で、全部の帳票類を持って帰ってもらって、見てもらってということをやっております。
薮下:
よろしいでしょうか。ほかにご質問のある方は、挙手をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。そうしましたら、秋元さんにご説明をお願いしたいのですけども、この決算審議につきまして、今までの決算審議について了承いただきたい。
薮下:
ご質問がないようであれば、ただいまの決算審議に関して、承認いただける方は挙手をお願いしたいと思います。ありがとうございました。では、決算報告について承認されました。では、続けて進めていきたいと思います。最後ですけれども、本年度の事業計画について、当会では、先ほど秋元さんの話にありましたように、予算案という形を取っておりませんので、事業計画の報告という形で、コアメンバーの方よりご報告をお願いしたいと思います。順番はどうしたらよろしいですか。杉山さん。

ページのトップへ戻る

議案5 事業計画報告

(1)シンポジウム
杉山:

はい。わたしのほうは、この秋のシンポジウムを担当していまして、一応次回のニュースレターまでに具体的なプログラムを決めなければなりません。今回は秋のシンポジウムのテーマで議論をずっとコアメンバーでしてきました。前回のニュースレターでアナウンスしたように、タイトルは「わたしたちは日本の歯科疾患の疾病構造を変えることができるか、その戦略を考える」にしました。

内容は、この4月3日に、わたしと秋元さんで、保健医療科学院の花田先生、安藤先生と話をして、一応基調講演を花田先生にお願いしました。そして、このヘルスケアの診療所の定期管理というものがきちんと本当に効果があるのかどうかということについて、今までもちろん熊谷先生をはじめ、いろいろな先生の(いろいろな先生と言うほどではないと思うのですが、)データは出ていたのですが、もっと多くの診療所のデータを集め、そしてそのデータというものをきちんと分析してみる、診療所の地域性だとか、どのような人たちが来ているかというようなことを。入り口の部分をきちんと評価して、プロセスを評価して、結果のアウトカムを見ましょうというような流れで、定期管理のデータを、ヘルスケアの診療所でやった場合どのような成果が上がるか、そのようなことを出していこうとしています。そのデータが何のためなのかということについて先ほども議論しました。それと、その定期管理の比較が、なかなか難しい。本当に効果があるか。そのような根拠的な部分を安藤先生のほうにお願いをして、(日本の歯科疾患のデータ、今年新しい歯科疾患の実態調査も行われますし、それから8020財団などで行った抜歯の調査というようなものもありますので、)出していただいて、それと比較をしていこうと考えています。

さらに、できれば定期管理の経済的効果を評価したいとも考えていたのですが、これはまだ実際にできるかどうか、これから話しを進めなければいけないと思っています。なかなか、実はそのようなことに関して語れる人が歯科にいないというのが一番の問題だというのが現実のようです。それ以外に、疾病構造を変えるにはどうしても医療政策という部分を抜きにしていくわけにいかないわけですから、今回の医療保険制度の改革がどうなっているか、それから今、研究会のほうでカリエスリスク検査というものを、「高度でない先進医療」という、そのような項目が新しくできて、その申請をこれからします。結果がどのようになるか分かりませんけれども、医療保険制度改革の中にあって、定期管理というものがきちんと乗っていくかどうか。そのようなことについて最後にパネルディスカッションの中で議論をしてく企画で考えています。以上が、シンポジウムの部分です。前夜祭や、あと今回のシンポジウムに関しては、この企画とスタッフ向けのもう一つの同時進行の企画と2本立てで行うという形になっております。

薮下:
杉山さん、ありがとうございました。補足して、その裏のという言い方がいいのかどうか分かりませんけれども…。
秋元:
裏がどうなるかというよりは、前夜祭部分等を含めて、コアメンバーから渡辺先生のほうに委託されていますので。
渡辺:
すみません。前夜祭は、わたしはまとめ役で、会員支援部会のほうにお願いという形で承ったと理解しています。今のところ山口先生から、このシンポジウムの内容の理解を深められるようなセミナーもしくはワークショップ形式のものを、景山先生と一緒にやっていくというお話を受けています。あと、ここにいらっしゃる森谷先生にお願いしているのが、ハンズオンセミナー、テーブルクリニックです。やるのは、会員支援部会のメンバーの中の6名ですが、これは流動的で、もう少し増えるかもしれません。あと、阿部先生に来院者とスタッフとのコミュニケーションについての何かトレーニングをできないものかということをお願いしています。 あと、田中先生には医院づくり。これは、スタッフの雇用だとか、医院が元気になるためにどのようにして努力しているか、そのようなことをメインに、「医院づくり」というテーマで各医院に発表してもらおうと思っています。 今のところ前夜祭で決まっているのがこのぐらいです。シンポジウム当日に関しては、長岐さんのほうからお願いします。
長岐:

裏番組といいますか、スタッフ向けということです。皆さんには学術的ではないので「えっ」と思われるかもしれませんが、チームワークというものをテーマに、クイズ形式のグループ型の参加のセミナーを研修会のような形をやっていきたいと思います。仮タイトルは「クイズでチームワークづくり」です。あくまでも歯科医療ということをテーマに考えていただきたいと思います。 参加者を100名から200名まで募れるような態勢で考えています。医院単位を考えているのですが、やはりメインのシンポジウムには院長先生やたくさんの方に出ていただきたいので、そのグループの分け方はまた考えていくことになりますが、20から40組ぐらいの人数で、午前中は予選大会のような形で。例えば40組出るのであれば、30分で10組が先に予選を行う。そしてそれを午前中繰り返して、午後から決勝大会のようなものを行っていきます。その中でベスト3組などというものを決めて、優勝賞品と言うと変ですが、次回のシンポジウムの招待券だとか、企画をする優待券だとか、いろいろおもしろいことを考えながらやっていきたいと思います。

クイズ出題内容は、予選のときはやや簡単で、若いスタッフにもシニアにも答えられるような内容にします。あくまでも、この時点のねらいは、スタッフの未知の、いろいろな知識とか、この人はこのようなことをお得意としていたのだとか、未知の部分をお互いに発見して、より人間関係を良好にしていただくきっかけとなるような出題を考えています。決勝大会は、やはり知識の習得ということを考えていますので、あらかじめ著名な先生から、ビデオレターというのでしょうか、問題提出のビデオを作成して、そこからビデオを流して問題を提示する。その中で答えて、それに対しての解説のビデオを流すというような形を取っていきたいと思っています。 予選大会で落ちたという表現は変ですが、予選大会に参加した人たちにも、決勝大会のときには観客者として参加できるように、またチャレンジタイムというものも設けていきたいと思っています。 目的は、あくまでもチームワーク作りです。あとやはり今回のシンポジウムの大きなテーマにも書いてあるのですけれども、自由な発想ができるようにということです。クイズというと答えが決まったような形になるのですが、もっと分かりやすく言えばパズル。例えば「2+3はいくつでしょう?」というとクイズになってしまうのですが、「( )+( )は8です」というと、その( )の中にはいろいろな答えが入れられると思います。そのような形式で、皆さん、自由な発想をして、問題意識を持ってこれからを考えていきましょうと。そのような真面目な目的も持って、おもしろい企画を考えております。以上です。

薮下:
杉山さん、渡辺さん、長岐さん、どうもありがとうございました。秋のシンポジウムは、前夜祭も含めまして、既存の枠にはとらわれないような、楽しいイベントになりそうな気がします。ぜひ皆さんで盛り上げていくよう、よろしくお願いいたします。事業計画につきましては、一通り全体に報告をいただいてから質問を受けたいと思いますので、続けて、次はコアメンバーの方、河野さん。
(2)歯科衛生士育成プログラムの報告
河野:

今年度から、歯科衛生士の育成プログラムというものを発足させました。新人教育をイメージした育成基礎コースというようなものを、7月、9月、11月にそれぞれ2日間ずつ計6日間のコースでやります。コースの中に検定を設けまして、検定に合格した者については一応ヘルスケア歯科研究会の認定の歯科衛生士とします。認定の歯科衛生士というものも作り、なるべく多くの衛生士さんにその検定を受けて認定の衛生士となっていただきたいと考え、このコースを今年度実施いたします。 認定衛生士というのは歯周病学会などもありまして、ちょっと乱立気味の様相を呈していますが、あくまでも、特に大きな権威をもたせることよりも、ヘルスケア歯科診療所、特にこれから受け皿認定の診療所がたくさん誕生してくると思いますので、そのような中で認定の衛生士を取っていただいて一人前の戦力として日々臨床に携われる歯科衛生士というものをイメージしています。

例えば転居した場合などには、診療所にとっても、転居する衛生士にとっても、それが、一つの基準、判断基準にもなります。認証の診療所がたくさん増えてくれば、単なる認証の診療所ということだけではなく、その中に認定の歯科衛生士が何人いるかということも判断基準になる。 名簿を見ますと準会員・正会員の歯科衛生士の数は分かるのですけれども、あれはあくまでもお金を払っているという基準です。やはり診療所を判断するときには、認証の診療所、そこに一体何人歯科衛生士がいるかというときには、認定の歯科衛生士が何人いるかというようなことが、患者さんにとっても、われわれ会員にとっても、判断の基準になります。歯科衛生士にとっても、それほど権威はないといわれるかもしれませんけれども、ある一つの基準を示すことができる。以上のような思いでこのコース、および認定歯科衛生士という制度を発足させています。

養成コースに関しては、一応定員30名のところ、すでに定員いっぱいの申し込みがあります。場所は埼玉県の埼玉県立大学衛生短期大学部というところで会場も確保できています。 それから、すでに認証診療所等できちんと日々の業務をされている衛生士さんに対しては、2日間の認定(検定)コースというものを設定しまして、そこで2日間の講義と検定を受けていただき認定歯科衛生士とします。そのようなコンセプトで認定(検定)コースというものを10月に2日間コースで行います。これらについてはすでにニュースレターに掲載してありますので、詳細についてはそちらでご覧になってください。 検定コースについてはまだ募集はしているのですが、特に申し込みがないようです。まだ半年以上先ですので、これからと考えております。以上です。

薮下:
河野さん、ありがとうございました。続きまして、斉藤さん。
(3)基礎コースの企画説明
斉藤:

基礎コースについて説明します。元々は酒田と大阪の2本立ての基礎コースから始まって、途中で東京に一本化されて、最近は東京で年2回ほど基礎コースを行っていました。しかし、昨年のロードマップの作成に当たって、やはりロードマップの左サイドの「健康を守り育てる」診療所自体が増えていかないと日本も変わらないということから、できるだけ多くの参加者に基礎コースに参加していただいて、健康を守り育てる歯科医療というものを理解していただいて、それを実践していただこうということになりました。このコンセプトから、まず、今までは研究会は会員のみ限定だったのですけれども、会員・非会員の別を問わず募集をかけています。参加数を増やして、われわれのやっている活動に賛同していただける方にどんどん会員になってもらい、そのような実践を増やしていくことが目的です。

あと、今までは土日の2日コースで設定しており、診療所単位での参加が多かったのですが、できるだけ参加しやすい形を作るために日曜日1日のみで設定しました。あとは、地方のほうから参加する場合に、旅費の問題が発生し参加しにくい風潮もあったようなので、参加しやすくするために、いろいろな地方での開催を考えました。そこで今回は東京と大阪の2回を考えております。この先、九州、北海道、秋田、青森などで同じように開催できればより多くの人が参加できるのではないか。まず手始めに東京と大阪で行います。 7月9日、東京田町の建築会館ホールで7月9日。これは300名の定員です。7月23日が、大阪の千里ライフサイエンスホール。これは400名。ニュースレターや商業誌に掲載をして、会員以外にも分かるようにインフォメーションしているということです。 皆さん方も、この会だけではなくて、歯科医師会とか、いろいろな集まりに出られる際、アピールし、会員以外の方もどんどん引き入れていっていただきたいなと思います。

薮下:
斉藤さん、ありがとうございました。事業計画については、まだありました? では、杉山さん。
(4)禁煙支援調査事業の経過報告
杉山:

禁煙調査というものをやっています。ニュースレターで呼びかけをしまして、歯科医療の禁煙支援の実態調査を行って、今データがまとまってきています。参加医院が全部で18です。まだ全部の集計ではないのですが、今16までデータが来ています。2001年から2005年の禁煙の方を対象にした各医院の実態の状況や症例の報告をいただきました。わたしの文書の書き方が悪かったようで、それ以前の方を非常に多数報告していただいた先生もいらっしゃいました。ただ、長期的になると年齢のばらつきなどが大きくなる為、まとめる段階では、過去5年間にさかのぼって禁煙をしたという方限定で集計しています。

大雑把な報告をざっとしますと、過去5年間で集まった総数316件。回答理由の中で、禁煙したときに歯科からの働きかけの比率がどれくらいあったかという設定で、このゼロでない人が、63%ぐらいありました。それから、きっかけとなった人の中では、家族の次に歯科衛生士が多かった。あるいは歯科医師。歯科だからということだと思いますが、やはり数が多かった。それから、歯科医院での禁煙を推進すべきだという人も非常に賛同者が多くて、これが七十数%という結果でした。禁煙した方へ1人ずつ各医院から郵送でアンケートを行っていただいて回収するという形の報告は今までにないと思いますので、きちんとまとめて、5月の中旬ぐらいまでをめどに、担当がわたしと渡辺先生と金尾先生と高木先生の4人でやっていますので、ご報告をしたいと思っています。

薮下:
杉山さん、どうもご苦労さまです。事業計画については以上でしたか。では、秋元さん。
(5)健康手帳とウィステリアのバージョンアップ
秋元:

企画商品として、前にニュースレターに同封したまま中途半端になっている健康手帳について報告します。これは、バインダーに入れるA6サイズの16ページを考えています。中には、カリエスとは何か、ペリオとは何かということや健康を守り育てる診療の進め方を書いたものが入っていています。それ以外の部分はウィステリアから出力したり、あるいは今回の(まだ遅れている理由の一つでもあるのですが、)診療報酬の改定に伴う患者提供文書を(ただ渡して終わりというだけではもったいないので)そこにとじ込んでもらうような形式の印刷物を別に作ります。伝票形式のカーボンのものを作りますので、歯科診療総合管理指導料の様式で書いていただいたものをそこに入れていただくというようなことにも使える。本当の意味での患者さんにもっとちゃんとした情報を提供しようという意味では、報酬がないからやらないなどと言わないで、もっと患者さんに正確な情報を提供するということをヘルスケア研究会は進めましょう。そのような意味で、この商品を出していきます。診療報酬の問題もあり、多少は関心を持っていただけるのではないかと思います。

前回のものはサンプルに入れましたが、熊谷先生が出された医歯薬出版から出ているものに比べると非常に安いということがあって、医歯薬出版のほうから「大変問題である」とクレームがつきました。著作権、版権等の点で問題がないようにしました。バインダー式ですので、バインダー代が105円ほどかかってしまいますので、結局は1冊200円ぐらいになりますが、医歯薬のものが、子ども用1,000円、大人も2,300円ですから、それに比べればかなり安い。せっかく提供文書があるのだったら、その中にとじ込む。あるいは各診療所で患者さんに情報をこのように分かりやすく示しているという例を皆さんから集めて、それをお互いに交換し合って、それぞれの診療所で、そのA6サイズの小さなサイズですが、プリントしてそこに入れる。さらにウィステリアのプリントアウトであるとかを増やします。

もう一つの企画商品はウィステリアのバージョンアップです。診療報酬の歯周病のプロービングチャートが4点法から6点法変わりました。ヘルスケア研究会としては4点法でいいのではないかという議論はあるのですけれども、やはり行政の問題がありますので、6点法で記入するということです。従来からウォーキングストロークで測って悪いところを4点入れるという意味では、別に4点でも6点でもいいのですけれども、もうその議論をしてもしょうがありませんので、悪いところ6点をそれぞれの部位で入れる、それが可能になったウィステリアのバージョンアップをほぼ終えました。 多分5,000円ぐらいでバージョンアップをできるとおもいます。問題は、過去からのプロービングデータと比較することです。ここには、6点の中から深い4点を取って、過去の4点と比較する形にしています。もちろん、今の新しい6点と次の6点を比較することも可能なように作っています。表示も、6点のままの表示もできますし、4点の表示もできます。バージョンアップと同時に供給しますが、それに加えて、少し患者説明用のプリントアウトも加える予定です。以上の健康手帳およびウィステリアのバージョンアップを現在計画中です。保険の患者提供文書が変わったことによって、また少し対応を変えます。初めは磨き残しの部分などというものを作って、バインダーに入れていたのですが、それが無駄になり得るということもあって、もう一度構成し直しています。間もなく完成させます。

薮下:
秋元さん、ありがとうございました。では、最後に認証について、藤木さんのほうから報告をお願いしたいと思います。
(6)認証ミーティング
藤木:

来週、認証ミーティングが行われます。この中にも、認証を受けていただける方、診療所もあると思います。以前の認証を策定してからだいぶたちましたけれども、前回の認証では、どちらかといえばかなりシビアな制限を設けて、レベルの非常に高い診療室を認証するというような形でしたが、今回の認証制度はそうではありません。このロードマップにありますように、いかにしてより多くの人に「健康を守り育てる歯科医療」を受けていただくか、そのような視点から認証制度を一度考え直してみようと、昨年コアメンバーで考えた結果です。その結果、2通りの認証の制度を設けて、そのうち一つは「受け皿認証」です。これは、診療所の中で「健康を守り育てる歯科医療」、う蝕と歯周病は予防できる疾患であるというようなことをきちんと伝えていくことができるかどうか、そのようなところに主な基準を置いた診療所認証というものを作りました。

それから、この研究会のリーダーシップを取るコアメンバー、それに参加できるための資格のリーダー診療所というものも残しています。それは、受け皿診療所で十分だというわけではなくて、受け皿診療所が最初のステップにすぎない。できるだけ多くの患者さんに説明をする。そしてデータを蓄積する。そのデータを蓄積して、さらにそれを生かせるようにする。それが本来の目的であります。そこのところはリーダー診療所として、もう一つの資格として残してあります。その二つの段階の認証を考えました。 それから、認証ミーティングの判定をどうするかということなのですけれども、それもかつての認証の基準では、診療所の中でどの程度のリスク診断を行っているかといった数値が主な基準でありましたが、今回は、患者さんがどの程度理解されているか、そのようなことをまず一つ判定基準にするためのアンケートを行いました。そのアンケートは、これからニュースレターに掲載されますが、診療所の中で様々な情報提供を患者さんに行いますが、それが患者さんに伝わっているかどうか、それをアンケートでもって判断するというのが一つ。

それからもう一つの判断基準は、一般の方々の目です。今までは歯科医療側から、リスク検査をこれだけやりました、定期管理をこれだけやっていますというような視点で見ていましたけれども、今度の来週のその認証のミーティングでは、一般の方々に参加していただきまして、一般の方々が、「この診療所は、わたしは信頼できるな」というような、そのような一般の方々の目からの判断もしていただくということにしています。ですから、名前が一緒ですので誤解されやすいかもしれませんけれども、今までの認証とはだいぶ違った認証になると思います。このロードマップの実現を、今回のセカンドステージのわたしたちの目標にしています。そのような意味で、少なくとも大多数の会員が受け皿診療所になるような、そのような会を目指していきたいと思っていますので、皆さん、よろしくお願いしたいと思います。

薮下:
藤木さん、ありがとうございました。事業計画については、コアメンバーの先生方、以上でよろしいですか。 では、全部で6項目あったと思うのですけれども、秋のシンポジウムの件、衛生士育成プログラムの件、基礎コース、禁煙調査、健康手帳の配布、最後の認証の件、それぞれについて何かご質問がある方は挙手をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。渡辺さん。

ページのトップへ戻る

(1)から(6)の報告に対する質疑応答
(7)カリエスリスクコントロール療法の先進医療への申請(河野歯科医院による)について
渡辺:
当初の予定で、ミニシンポジウムを開催するという話があったと思うのですけれども、シンポジウムで禁煙支援をテーマにしたものは扱わないのですか。元々の期限の設定も、たしかその5月31日というのは、それに合わせていたと思うのです。
秋元:
禁煙支援調査の結果を公にする必要はあると思います。この杉山先生の(禁煙調査)企画は、今回の診療報酬改定で、禁煙支援に点数をつけようという医師会から出た目玉なのです。本来し好にかかわる問題だから、そのような問題に関与すべきでないという非常に強い反対意見があったにもかかわらず、予防的なもので、かつ非常に社会性のあるもので、禁煙支援を、非常に縛りがありますけれども、点数化したわけです。そのときに歯科が除外されました。これに対し「自分たちがやっているのに」という憤慨が、歯科医師の中にあります。だけれども、歯科からは全くデータが出ていない現実がある。実績がないという評価が下りました。やはり実績がないものは認められないと言われてしまうのです。だから、ヘルスケア研究会だけでも、少しでも実績があるのだということをまず示していこうと。示さないでは、世の中はやはり認めてくれない、というところから始まっています。だから今回も、国際禁煙デーの前に報道機関に送るぐらいのことをしようということです。
渡辺:
ありがとうございました。
薮下:
ほかにいかがでしょうか。せっかくの機会ですので、ぜひ皆さんのご意見をいろいろいただきたいと思います。中川さん。
中川:
健康を守り育てる基礎コースについて質問します。今回は地方でもやっていただけるということで、非常にありがたいのですけれども、シンポジウムや他の企画についてはどうでしょうか。今は東京だけということですが、そのような予定はございませんでしょうか。
藤木:
シンポジウムに関しましては、やはり交通の便が一番いいというところで、現在、東京で行っています。多分、当面は東京で行うことになると思います。
薮下:
よろしいでしょうか。では、田中さん。
田中:
健康手帳についてお伺いします。A6のバインダーという形で頒布するということですね。あと、ちょっと聞き損ねたのですけれども、ウィステリアで印刷というのは、この形のものが印刷できるということですか。
秋元:
ウィステリアの出力形式に、A6のプリントができるものを少し加えようということです。A6は、ハガキとほとんど同じですから、ハガキサイズの白い紙を初めから少しサービスで付けておいて、それにプリントしたら、そこにはめ込むことができるようにする。ただ、たくさんの種類のものをウィステリアからプリントできるというわけにはいかないと思います。最初は3種類から始めます。プロービングチャートのようなものにいくつかの文字を入れるだけで、役所が求めるような患者提供文書になるわけですから、そのような形で使っていくというようなことです。あるいは、役所が求める患者提供文書でないにしても、患者さんに有益な情報をウィステリアからプリントする。プロービングの変化や出血点の変化などが分かりやすい絵になって出てくるというようなものをプリントできれば、使い方によっては有用・有益だと思います。そのような意味です。
田中:
分かりました。あともう1点なのですけれども、うちは、(ほかでもあるかもしれませんけれども、)患者さんへの情報提供を、子どもは健康ノートを使って、成人は普通のクリアファイルを使って、(うちはデンタルテンなのですけれども、)それを印刷して入れています。そのような場合に使える(A6でなくて、)B5やA4という形で印刷したものを販売、頒布するというプランなりありますか? A6というのは、持ち運びという点では非常にいいと思うのですけれども、かなり小さいですね。ここにこれだけのレントゲンや文字の情報が入っているものを、例えばA4のクリアファイルなどに差し込めるといい。要は、ばらばらになったものを32枚1セットなら1セットで、1セットいくらで頒布するようなことは将来的には考えておられるのでしょうか。
秋元:
需要があれば、全然、難しくないと思います。コストもそうかからないと思います。ただ、もう一回作り直す必要はあると思います。小さいサイズのデータ量で作っていますから、画素数が足らないと思うので、大きくする場合にはもう一回スキャニングする必要はあると思いますが、大したことではないですから、可能だと思います。
田中:
ぜひ。
秋元:
承知しました。
田中:
個人的なお願いで申し訳ないです。ぜひお願いしたいです。
秋元:
要するに、企画商品に関しては、損が出ないものであれば、何でもやっていく姿勢です。損にならないものに関しては、手間があれば、やっていきます。
田中:
ぜひご検討をお願いします。
薮下:
はい、藤木さん、どうぞ。
藤木:
それこそ企画商品に関しますと、今までコアメンバーの中で、大体このようなものがいいのではないか、あのようなものがいいのではないかと言って議論して作ってきたというのが、今までの経過なのです。それを、オピニオンメンバーのメーリングリストを利用して、自分たちはこのようなことをやりたいのだ、あのようなことをやりたいのだということを出していただければいいのかなと思います。田中さんなどはどんどんそのようなものを出して、「僕はこんなことをやりたい」。そうしたら、またほかの人が、「いや、これだったらこういうふうにしたほうがいいんじゃないか」という意見が出る。とりあえずこのメーリングリストをそのようなものに利用していただければ、すごく有意義になるのではないかなと思います。そのようなアイデアはわたしも持っていますので、そのような場があれば、一緒になってやりたいと思います。
薮下:
ほかにいかがでしょうか。では、長岐さんから先に。
長岐:
先ほど、シンポジウムは東京以外に開催しないのですかというご意見をいただいたのですが、歯科衛生士準備委員会としては、第1回を東京で行いましたが、皆さんのご支援があれば、どこへでも巡回いたします。自分たちの医院の衛生士さんが協力するという形の小さなシンポジウムでもやっていくことで、そこから大きく発展する可能性もあります。あとは、将来的にそのようなことが可能かどうか分かりませんが、衛星中継もできると思うのです。そのような発想を持って、わたしたちは夢と希望を持って立ち上げようと思っていますので、ご理解とご協力をお願いします。
薮下:
はい、ありがとうございました。では、近藤さん。
近藤:
事業計画で、この6項目に追加していただければということで申し上げたいのですが、日本歯科医師会、日歯に対して、健康を守り育てる歯科医療を推進するようにという申し入れをやっていただければと思います。 背景としては、探針問題があります。日学歯に申し入れて、鋭利な探針でガリガリやってしまってはだめだというのが随分浸透しました。また、日F会議という非常に少人数の会議があるのですけれども、そこが日歯の地域保険の担当常務の石井みどり常務に、昨年の夏前、フッ素を日歯として推進してくださいというような申し入れをしたという記事が日Fのニュースレターに掲載されました。そのようなことを言ってもだめだろうなと思っていたら、去年の11月ぐらいから、安藤先生や、日歯地域保険の委員長の先生などが企画されて、7回シリーズで日歯広報でフッ素を連載しています。本会のヘルスケア研究会の会員名簿を見ましても、地域による会員数のばらつきがかなりありますね。東京、関西、大阪あたりは非常に多いですけれども、富山とか三重とかになると非常少ない。日歯が、保険点数や橋本献金問題で弱っているところなので、これを機に、彼らに「これからやはり国民の信頼を取り戻すには、健康を守り育てる歯科医療をやりなさいよ。やるべきですよ」というようなことを、提言していく。日歯としてそのような見解を出させる、そうすれば非常にインパクトがあろうかと思います。設立のときの趣意書に、日本の歯科医療を変えるのだという文章があったかと思います。やはり日歯が動くと影響も大きいかと思います。先ほどの日F会議に比べると、こちらの会のほうが会員数もずっと多いですし、今までも影響力を行使しておりますので、日歯に対する申し入れをやっていただきたいと思いました。
藤木:
近藤先生、ありがとうございます。確かにそのとおりで、先ほどコアメンバー会議のときに資料で出たのですけれども、花田先生も関与されている日本歯科医師会医療総合対策企画会議というものがありまして、予防的医療の提言が、そのような日歯の会議の中でもうすでに始まっているらしいです。 ですから、わたしたちは8年前から予防だと言い出していたのですけれども今、日歯の中でもそのような議論は出ているようです。一緒に活動していけるところは活動していくと、そのような時代になってきたと思いますので、できるだけそのような立場でやっていきたいと思います。
秋元:

日本歯科医師会としては、カリエスリスクコントロールという言葉は使っていませんが、だ液検査等を重視して、集団に対する予防ではなくて、診療室における予防をやっていくのだ、そのような姿勢を全体で診療しましょうという提言をし始めているわけです。ただ、それを診療報酬に入れるのか、あるいは公衆衛生としてやろうとしているのか、まだその辺ははっきりしないところなのです。

事前にお配りした資料の一つは、やや類似の試みなのですが、河野先生のご協力を得て、カリエスリスクコントロール療法をいわゆる混合診療として申請する件についてのものです。これは先ほども説明しましたけれども、今回の規制改革会議からの混合診療を

解禁すべきだという申し入れに対して、厚生労働大臣のほうである種の妥協案として出したのが混合診療問題に関する基本合意というものです。その中に三つの大きな項目がありまして、一つは未承認薬、がんの患者さんなどに海外で使われている薬を、その患者さんが使いたいと言った場合に使えるという、国内の承認薬の問題。

もう一つは、同じ薬の投与回数、重複投与に対して、これを混合診療で認める。保険では認めないけれども、自費では認めるというもの。 もう一つが、高度先進医療として…。学会に対していろいろなヒアリングをして、新技術はないかと今、中医協はやっています。 内科・外科は、内保連・外保連という、それぞれの学会の社会保険委員の連合会を作っています。でも歯科には、そのような組織がないわけです。日本歯科医学会には補綴学会、保存学会というような分科会が19ありますが、どの分科会も社会保険に関する委員会を持っていません。そのために日本歯科医学会としては社会保険に対する問い合わせを受けているのですが、実際には答えていないのです。これが、今回の診療報酬の中に、歯科からの新しい技術の申請が出ていない大きな理由です。一つしか出ていないわけです。医科からは618出ているけれども、歯科からは1件しか出ていないという理由は、そのような組織がないということが原因です。 これは、本来、学会がやるような仕事なのですけれども、ヘルスケア研究会として、カリエスリスクコントロール療法という名前をつけまして、だ液検査をします。どのようなだ液検査でもいいです。それから一部分でもいいです。そのような検査をして、リスク管理をしていくということを患者さんに説明してやる療法を保険と同日に並行してやって、患者さんから費用をいただくということを提案する。そのような申請をやってみます。やってみますけれども、かなり冷たい反応だと思います。

今まで出ているこの申請は、すべて医科系大学病院だけです。その申請条件は、教授が5人、それぞれの専門医が、麻酔の専門医、内視鏡の専門医が何人、何人、何人と、そのようなものです。ヘルスケア研究会では、歯科衛生士がいるということ、何年以上の、ある程度の経験のある歯科衛生士がいるということ条件にして申請します。 このような診療のデータを集めているということです。何十例かというようにしようかと思います。全く初めて、今からという人はだめ。保険で、自費でというのはあまり問わない。河野先生のところから申請を出すという形を取りますが、申請を出したら3カ月以内に、大体4カ月ぐらいに答えは出てくると思います。 出てきた段階で、それがOKであれば、そのとき出した条件に合致したところは、先生方それぞれの社会保険事務所に「自分のところも同じ条件ですよ」と名前を届け出たら、そこで許可されるわけです。歯科衛生士が2名以上などというような条件を、今考えて出します。あまり緩いと全然通りませんから、「ああ、なるほどな」というものを出しましたら、向こうが通してくれる。通してくれたら、同じ条件を持ったところは混合診療でできます。 それは、先生方にしてみれば、「今だって、混合診療でできるんじゃないの?」というご意見はあるかもしれませんが、それはアンダーグラウンドです。本当は、保険の患者さんに保険診療日にだ液検査をしたり、それに準じた指導をしたりして別途お金をいただくということは違反になります。だから、今も少しはできるではないかとお思いかもしれませんけれども、きちんとできるようにする。

それから、もしできないのだったら、できない理由を専門家会議からちゃんともらう。何が足りないのか、どのようなデータがあれば入れてもらえるのか。河野先生にちょっとご助力いただいて、この最後に入れましたカリエスリスクコントロール療法というものを混合診療に認めてください、先進医療として認めてくださいという申請を出す予定です。今、河野先生から最後の資料をいただきましたので、5月の初めには出そうと思います。どうなるか。厳しいと思うのですが、出した結果については必ず会員にご報告しますし、出した段階でもご報告します。このことは、もしこれが完全に無視されて拒否されたとしても、歯科の学会に与える影響は大きいわけです。歯科の学会からは、19学会から全く出ていない、何も出ていないのです。一つ出ているのは、それ以外の中医協に対して、スリープアピネアの、睡眠時無呼吸の指針例が出ているだけです。これももちろん拒否されていますけれども、それよりもっと普遍性が高くて、かつ費用効果が高いということを主張して出そうと思っております。それが、今、歯科医師会の話がありましたが、歯科医師会に対しても影響を与えるし、日本歯科医学会に対しても影響を与える。 同時に、日本歯科医師会に対しても、すでに方向性は出ているのだけれども、もっとデータを集めて、そのようなものの有効性を皆さんでやっていくべきですよ、と示していく。当面は、混合診療としてきちんとできる形を取ってくださいというような要望をしていく。今出そうとしている申請書の流れは、このようになるのだと思います。

薮下:
秋元さん、河野さん、ありがとうございました。ほかにご質問はいかがでしょうか。鈴木さん、どうぞ。
鈴木:

この事業計画をしていただいて、会員なり歯科医院がどんどん成長することは非常に大切だ思いました。また、この結果として利益を得る市民であり国民にもっと情報を提供したほうがいいのではないかとも思うのです。理解している方も一部いますけれども、まだまだ理解が不足している。理解するまでの情報を得ていないという人たちに対して、なぜこのように日本の国民は不幸な状態にあるか。医療保険の問題であるとかを学校歯科保健においても、(今、DMFTの地図が作られていますが)、それをどんどんオープンにしたらよいのではないか。見られる人は見られるが、知らない人は知らない状態なので。

例えばわたしの白河市でも、住民はおそらく、どの小学校がどのように良くて、どこが悪いか、どうしたらいいかがわかれば、では予防をやっているところに行こうということになる。学区制も廃止になれば、そのような健康観の高い小学校に入れようなどということも出てくるでしょう。すでにリスクが高くて、結果的に口腔内が乱れている人たちに対して、これ以上悪化させないためには、どのような歯科医院を選ばせるべきかということも含めて、そのような情報を提供することに対してはどのように考えているのかをお聞きしたい、そのような情報を提供する事業のようなことも考えていただけたらと思うのです。

薮下:
鈴木さん、ありがとうございました。今の鈴木さんのご提案に関しては、どうしましょうか。藤木さん。
藤木:
ありがとうございます。確かにロードマップを見ても、そこの部分が抜けているというのが正直なところです。今後それをどのようにやっていくか。オピニオンメンバーの、それこそまたメーリングリストも利用しながら、何かいい案を出していただければ一緒にやっていきたいなというのが正直なところです。まだ具体的にそこまでいっていないというのが正直なところです。でも、それこそ一緒にやっていかなければいけないことです。コアメンバーだけではもうできないことなので、一緒に皆さんとやっていければいいかなと思います。
薮下:
藤木さん、ありがとうございました。杉山さん。
杉山:
ちょっと追加的な僕の考えなのですけれども、何でもかんでもヘルスケア歯科研究会というスタンスではなくて、やはり地元の歯科医師会というものも、僕はもっともっと利用するべきだと思うのです。歯科医師会は、役職を受けると大変という部分もありますが、ある意味、積極的にやるというスタンスを取ると、逆に非常に利用できる部分もあります。そのような部分で地域の状況に少しでも影響を与えられるのではないかなということを自分で経験してきたので、ぜひ積極的に地元でもやっていただきたい。そこを抜きにして研究会だけとなってしまうと、なかなかやはり難しいのではないかなと思います。
薮下:
杉山さん、ありがとうございました。今の杉山さんの意見に付随して、神戸のほうでも、たしか近藤さんたちはそのようなことをやっていらっしゃいましたね。フッ素洗口の事業とか、その辺の補足説明をしていただければと思いますけれども。
近藤:

はい、ご報告します。神戸市は、行政が予算を付けまして、昨年の4月から、市内の全保育所、180ほどで民間も公立も併せまして8,000人ほどの保育園児の4歳児、5歳児を対象にしてフッ素洗口を始めました。8,000人に対して年間でかかった予算は400万ほどですので、神戸市の予算規模からすると、本当にもうわずかな額です。「400万ぐらいですからね、金額的には全く問題ないんですよ」などと言いながら、新しい仕事が増えるのが嫌いな公務員の体質ということで抵抗があったのですけれども。

この研究会が発足する前の年、藤木先生が保育士の研修会で毎年ずっとカリオロジーを、う蝕は防げる疾患なのですよということを3年話されていました。終わってからの飲み会で、保育課で衛生面を担当する管理栄養士が、「先生、神戸でもフッ素洗口はできないですかね」と向こうから言ってきまして、言われたわたしは「えっ! そんなことできるの?」と半信半疑でしたけれども、「そうか」と思いまして、保育課の上の児童福祉部長に、簡単な要望書を、フッ素洗口は費用対効果が高い方法です、簡単ですと提出したのです。そこに神戸市の保育所が、たまたま県下でう蝕が多いというデータが出たのです。本当に簡単な要望書を渡したら、部長が「いいですね、これ」と一言言いまして、それがきっかけでした。

まず、民間・公立を併せて9区のモデル実施が行われまして、モデル実施中に、保育課に「モデル実施がうまいこといってますから、全実施お願いします」と何度か要望に行くのですけれども、「いや、まだもうちょっと予算が、もうちょっと…」という反応で、自然消滅を待っているような雰囲気だったので、市会議員さんを入れまして6月に要望に行ったら、9月にはもう課としての予算要望を決めていました。政令指定都市全国初ということで、藤木先生も一緒に保育士の説明会もやりまして、この4月からフッ素洗口実施になっています。

この場ですから正直に申し上げますと、モデル実施は900ppm週1回法ということでやっているのですけれども、実は実施直前に900ppmは薬事に通っていないということが行政の耳に入りまして大騒ぎになりました。今、厚労省で認可されているのは毎日法の250ppmと450ppmだけで、900は通っていないのです。(どこも歯科医師の裁量権というもので、グレーゾーンで900をやっているのですが。)それが行政の保育課の耳に入りまして大騒ぎになって、結局、450ppm週2回法という、神戸でしかやっていない方法で、去年の4月から実施になりました。

割に簡単にできました。歯科医師会でたまたまヘルスケアのメンバーが藤木先生と僕とあと2人の先生がいます。公衆衛生委員会7人中4人がヘルスケアのメンバーで、「公衆衛生がまた暴走している」などとだいぶ悪口を言われながらも実施になりました。ですから、先生方、杉山先生も役員をされていますし、歯科医師会で何人かまとまってダーッと突っ走ったら、きっといろいろなところでできるかなと思う次第です。

薮下:
近藤さん、ありがとうございました。予定していた時間を若干オーバーしているのですけれども、渡辺さん。
渡辺:
メーリングリスト上で議論するのであれば、メーリングリストの投票機能ぐらいは皆さんに使えてもらいたいと思うのですが、どうでしょうか。本人でないと登録できないので、そのようなことをお願いしたいのですが。メールで議論という前提だと、そこは皆さん、やはり1日1回なり、1週間にいっぺんなり、見ることをお願いします。
秋元:

遠方から、別に旅費が出るわけでもないのに、今回この場にお集まりいただきました。「何だ、こりゃ?」と思っているかもしれません。でも、自分たちで動いていかないと世の中は変えられないわけです。でも、その負担は、時間やお金に関しては、できるだけ少ないほうがいい。少なくないと、活発な活動はできないわけです。

渡辺先生のように、インターネットリテラシーが、コンピューターリテラシーが高い人ばかりではないと思いますけれども、メーリングリスト上での議論するために、やや努力していただきたい。ヤフーeグループのメーリングリストを使っているのですが、そこには、データをアップロードしておく機能とか、スケジュール管理をする機能とか、いろいろあるのですが、今渡辺先生が言われるのは、投票機能ぐらいは使ってみたらということですね。それは、できるだけ皆さんお願いします。つまり、皆さんが「いや、僕は、パソコンはあんまり…」と言われればなかなか難しいのですが、でも、もうそのような時代はないので。わたしのほうに言っていただければ、診療室だけではなくて、自宅のメールも一緒にリストに入れます。二つ入れておくというようなことをすれば、休みの日に家でも見られるというようにはいくらでもしますので、できるだけ活用するようにお願いいたします。

薮下:
そのあたりは、また多分渡辺さんのほうからメーリングリスト上にアップされると思いますので、ぜひ皆さんもすぐにレスポンスしていただければと思います。杉山さん。
杉山:
メーリングリストの議長役といいますか、座長のようなものを1人決めておいたほうがいいような気が、いかがでしょうか。議事進行とか。時々進行役を。
薮下:

いかがでしょうか。皆さんの視線がW先生に集中しているようですけれども。 よろしいですか。その辺は、やはりそのようなことにたけている方がまず率先してやっていただけると助かります。またまた渡辺さん、ひとつよろしくお願いできればと思います。ほかはいかがでしょうか。

では、ここで、今までの事業計画の案につきまして、承認をいただければと思います。今までの項目につきまして、承認いただける方は挙手をお願いしたいと思います。はい、ありがとうございました。これで、事業計画については承認されました。

今日は、せっかく遠方からの先生方も何人かいらっしゃるのですけれども、まだ一言もご意見をいただいていらっしゃらない方もいるかと思いますので、もう10分ほどお時間を頂戴してよろしいでしょうか。 では、突然ですけれども、まず、南は大分の阿部さん、一言お願いいたします。今日の感想でも結構だと思いますので。

阿部:
はい。直接手を挙げて意見を述べることはなかったのですが、わたしは今回、前夜祭のコミュニケーションのほうをお預かりすることになりました。診療所の中で、衛生士さんに継続的に来院者の方々を支えていただける体制があったらなという思いもあってのコミュニケーションの勉強会です。人数の問題だったり、会場の問題だったり、渡辺先生に少しアウトラインを伺ったりもしていますけれども、もしよろしければ、皆様のほうからも、患者さんとコミュニケーションを取る上でのご意見やご提案をいただけたら助かります。よろしくお願いいたします。お待ち申し上げております。
薮下:
阿部先生、ありがとうございました。では、1人飛んで米山さん、ちょっとスピードアップしてお願いできればと思います。
米山:

わたしが今まで疑問に思っていたことを述べさせていただきます。ヘルスケア研究会の中でもカリエスリスク検査の信頼度をかなり疑問視されている先生方も大勢いらっしゃることから、そのような問題点をまたアップしていただいて、議題に入れていただきたいということが一つ。

もう一つは、今までわたしもかなり苦労してきたのですけれども、衛生士の問題。かなり不足しているということで、その辺をこのニューヘルスケアの研究会の中で、行政にいろいろ働きかけていくような活動もぜひやっていただければありがたいなと思っております。わたしももちろん参加してやっていきたいとは思っていますので、よろしくお願いします。

薮下:
米山さん、ありがとうございました。では、田村さん、いかがですか。
田村:
少ない衛生士の中で、この先、自分が自分の意見を、衛生士としての意見をちゃんと言っていけるか不安なのですけれども、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
薮下:
はい、ありがとうございました。では、千枝さん。
千枝:
ヘルスケア設立のときから会員なのですけれども、1年に1回のシンポジウムも出るか出ないかの幽霊会員で、今日の先生たちは皆さん顔見知りのようなのですけれども、わたしはほとんど先生たちのお顔を知りません。家に帰ってニュースレターをしっかり見て、ヘルスケアの何らかを勉強したいと深く反省しました。
薮下:
ありがとうございました。では、安田さん、お願いします。
安田:
このような会に初めて出させていただいて、真剣にこれからいろいろ勉強しなければいけないなと思いました。よろしくお願いします。以上です。
薮下:
はい、ありがとうございました。では、岡本さん、お願いします。
岡本:
とても活発な議論を聞くことができて良かったかなと思います。やはり設立総会のときから参加させていただいていています。設立の趣旨が、そのまま『朝日新聞』の社説に載ったり、非常に熱い時期があって、もう一度そのような熱さをみんなで作り上げたいなということを非常に感じました。よろしくお願いします。
薮下:
ありがとうございました。では、小野さん、お願いします。
小野:
来週のリーダー診療所の認証に向けて、今日はできるだけ皆さんがどのような感覚でこちらに来られているのかをまず探りたいというのが、実はありました。大体、自分の予測していたのと合っていたのではないかという気がしています。自分の意見その他をまず来週自分で医院の紹介として出して、それから、いろいろな方法があるのではないかということは、追い追い出していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
薮下:
はい、ありがとうございました。では、丸山さん。
丸山:
ヘルスケア研究会設立当時の状態は、わたしはよく存じ上げていないのですけれども、そのころのヘルスケア歯科研究会は、わたしにとっては雲の上の人たちが日本の医療を変えるために頑張っているというようなイメージでした。どのような導きか分かりませんが、今わたしがここにいるということが、何か夢を見ているような気がまずします。自分の診療所を、健康を守り育てるという目標に向かって、診療所づくりに日々悪戦苦闘していく中で、できるだけ、どこまでできるか分かりませんけれども、自分のモチベーションを上げて頑張っていきたいなと思い直しました。
薮下:
はい、ありがとうございました。では、コアメンバーの伊藤さん、一言お願いできますか。
伊藤:
皆さん本当に、日々、毎日の仕事の中でいろいろなことをしていくというのはすごく大変なことだと思うのですけれども、人数が多くなればなるほど、ちょっとの力を集結させるだけで、大きな実りを得られると信じています。皆さん、ぜひ、ちょっとの力を提供していただいて、いいものをみんなの力で生み出していけたらいいなと思います。よろしくお願いします。
薮下:
ありがとうございました。では、最後に国井さん、よろしくお願いします。
国井:
皆さん、慎重な審議をありがとうございました。つくづくこちらの会に参加して思うのは、皆さんが本当に熱心だということです。やはり、世のため、人のため、自分がどうあらねばいけないかということを真剣に考えていらっしゃる。本当にわたし自身も頭の下がる思いです。今日もそのような貴重なご意見をいただきまして、非常に自分のためにもなりました。本当に今日はご苦労さまでした。
薮下:

ありがとうございました。なお、追加や補足がある方はいらっしゃいませんか。では、皆様のご協力を得まして、無事議事がすべて終了いたしました。今日初めてオピニオンメンバー会議が開催されまして、わたしはやはり、今までコアメンバーの先生方、また秋元さんたちのご苦労が本当に大変なものなのだなということを深く感じさせられました。わたしたちオピニオンメンバーも、今後この会が元気に発展していくために力を合わせて頑張っていかなくてはいけないなと思いました。

では、これにて第1回オピニオンメンバー会議を終わりたいと思います。皆さん、ご苦労さまでした。

議事録署名人:渡辺 勝

ページのトップへ戻る